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R0011367

オリックスが個人向け社債を発行します。約5年債と約10年債の2つです。どちらも社債間限定同順位特約付です。

社債間限定同順位特約とは、発行者が当該社債以外の社債に対して担保を設定する場合には、当該社債にも同等の担保を設定することです。これは付いていた方が安全な特約です。

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高金利定期預金との比較

今回のオリックスの個人向け社債は、期間約5年・利率年0.475%、約10年・利率年1.126%です。

現在の5年もの高金利定期預金は、信用金庫・信用組合を除くと、SBJ銀行のネット定期預金が0.7%(1000万以上は0.8%)です。10年ものを提供している銀行はほとんどないため、10年定期預金は最高でもソニー銀行が0.4%です。

この点、今回の社債の利率は、5年ものはノーリスクの定期預金を遥かに下回っています。10年ものは0.726%上回っていますが、SBJ銀行の5年定期預金にして、5年後に再度5年定期預金を組めばいいと思います。5年後の金利変動リスクはありますが、今より下がっている可能性は低いでしょう。

1000万円までノーリスクの定期預金に比べて、いくら信用スプレッド(リスク・プレミアム)が上乗せされているのかを見て、デフォルトリスクを考慮すると、スプレッドは妥当かという観点で検討することになります。


過去のデフォルトの確率

格付は、A(R&I)です。

R&IのA格社債の累積デフォルト率(1978-2011)は5年0.62%、10年1.74%です。デフォルトを法的破綻および金融債務の支払不履行に限定すると、5年0.19%、10年0.43%です。

A格社債、店頭売買参考利回りとの比較

本日の日本証券業協会のデータでは、R&IのA格5年社債の複利利回り平均値は、0.745%です。10年は1.122%です。

オリックスの店頭売買参考統計値利回り平均は、残存期間約4年11ヶ月もの(2018/03/15償還)が0.622%であり、残存期間約7年6ヶ月もの(2020/10/30償還)が1.079%した。


投資スタンス

今回のオリックスの社債は、SBJ銀行の5年定期預金と比べると利率が0.225%も低いです。したがって、資産1000万以下の場合は、この社債に投資する意味はありません。

また、島根銀行インターネット定期「ネットプラス大口」5年に1000万円預けると0.46%であり、新生銀行の5年定期預金は0.45%、鳥取銀行ダイレクト大口定期0.43%です。今回の社債と利率はほとんど変わりません。

多額の資産を運用しなければならない年金基金や保険会社ならともかくとして、個人であれば、今回の5年社債より高金利定期預金の方が無難だと思います。

10年ものについては、10年間も1.1%という低金利で固定化してしまうのが妥当かというと、首を傾げざるを得ません。定期預金であれば中途解約すればいいだけなので、長期でもOKかもしれませんが、債券だと中途解約の際に元本割れしてしまうリスクがあります。

また、10年後までにオリックスがどうなっているかは不透明な側面もあります。JAL、GM、リーマン・ブラザーズなどの例もあります。10年の社債はリスクが高いと思います。

期間は4月26日までとなっています。5年債は大和証券、SBI証券、その他中小証券、10年債はSMBC日興で申し込めます。

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    2013.04.16 Tue l 個人向け社債 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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