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大和証券が個人向け社債を発行します。正式名称は、「株式会社大和証券グループ本社 第12回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」 です。

社債間限定同順位特約とは、発行者が当該社債以外の社債に対して担保を設定する場合には、当該社債にも同等の担保を設定することです。これは付いていた方が安全な特約です。

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高金利定期預金との比較

今回の大和証券の個人向け社債は、期間3年、利率が年0.59%です。

現在の3年もの高金利定期預金は、信用金庫・信用組合を除くと、SBJ銀行のネット定期預金(SBJダイレクト)が1000万0.70%、1000万未満0.60%です。

1000万円までノーリスクの定期預金に比べて、いくら信用スプレッド(リスク・プレミアム)が上乗せされているのかを見て、デフォルトリスクを考慮すると、スプレッドは妥当かという観点で検討することになります。

この点、今回の社債の利率は、ノーリスクの定期預金を下回っており、デフォルトリスクがあるにもかかわらず、リスク・プレミアムはマイナスという悲惨な状況です。


過去のデフォルトの確率

格付は、A(R&I)です。

R&IのA格社債の累積デフォルト率は3年0.30%です。デフォルトを法的破綻および金融債務の支払不履行に限定すると、0.25%です。

A格社債、店頭売買参考利回りとの比較

本日の日本証券業協会のデータでは、R&IのA格3年社債の複利利回り平均値は、0.486%です。

大和証券グループ本社の店頭売買参考統計値利回り平均は、残存期間約2年10ヶ月もの(2016/2/17償還)が0.769%でした。これと比べると、今回の個人向け社債の利率は物足りない水準です。


投資スタンス

今回の大和証券の社債は、利率が定期預金を下回っているため、資産額1,000万円以下の場合は、全く意味のないリスクを背負うことになるため、買ってはいけません。

インフレ率2%・資産バブルが国策となっており、界王拳が発動されている状況下では、定期預金の利率にも劣る円建て社債への投資は、資産が数億円あって行きどころに困っているような状況でもない限りは、慎重になった方が無難だと思います。

期間は4月17日までとなっています。大和証券で申し込み可能です。

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    2013.04.09 Tue l 個人向け社債 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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