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■中国概況

世界経済の混乱の中、中国については、比較的堅調に成長を続けるというコンセンサスがあります。下記のような好材料もあります。

①中国の株価は、「半値八掛け二割引き」から反転。

※半値八掛け二割引きとは、100×0.5×0.8×0.8=0.32。暴落相場の底値の目安とされている。

②総投資額4兆元、対GDP比で14%近くの大型経済対策が打ち出されています。

③2007年の中国の対GDP比政府債務残高は16.6%であり、日本の10分の1以下。財政支出拡大の余地はあるともいえる。

④2008年12月末の中国の外貨準備高は1兆9460億ドルと世界最大。日本の約2倍。海外からの投資資金の引き揚げリスクが低く、国際金融面で余裕があります。

※もちろん、カントリーリスク、法令リスク、証券市場を取り巻く制度リスク、税務リスクなどは、先進国に比べて高い。

また、先進国に比べて、中国の株価は値動きが荒く、ハイリスク・ハイリターンと思われます。

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■中国株投信

中国株の投信は、インデックス連動型が少なく、信託報酬なども割高。新興国全体に投資するSTAM新興国株式に目がいってしまいます。個人的には、買いません。

■国内ETF

東証・大証には、2つのETFがあります。

①上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)

<特徴>

上証50指数に連動。上海、シンセン市場に上場の時価総額トップ50のA株を対象

このETFが投資するのは実際のA株ではなく、上証50指数に連動する債券(北欧の公社の債券)。連動先債券の発行元が破綻すれば価値がなくなるというデメリットがある。

<信託報酬>年率0.9975%

<純資産総額>約154億円

<売買単位>1口単位 <最低売買価格>2万円前後

※野村アセットマネジメント運用、大証

②上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300(1322)

<特徴>上海・深セン両取引所の300銘柄を対象とした株価指数に連動上証50に比べ、中国経済の好不調を反映しやすいと言われています。

<信託報酬>年率0.9975%

<純資産総額>約56億円

<売買単位>10口単位 <最低売買価格>3万円前後

※日興アセットマネジメント運用、東証

※データは、2009/3/20時点

上記のETFは、売買高が少なく、インデックスとの乖離率が大きくなった時期があり、それがリスクの一つ。

■海外ETF

(1)香港市場

日本の証券会社を通じて購入できる代表的ETFは、次の4種類。

①トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン(2800) <特徴>ハンセン指数に連動。香港の地場企業を中心に投資

<信託報酬>年率0.05% <売買単位>500口単位 <最低売買価格>2万円前後

②ハンセンH株指数ETF(2828) <特徴>H株指数へ連動。香港市場に上場した中国優良企業に投資 <信託報酬>年率0.6%(最大1.15%が上限) <売買単位>200口単位 <最低売買価格>4万円前後

③MSCIチャイナ・トラッカー(2801) <特徴>MSCI China指数(香港H株、香港レッドチップ株、上海B株、シンセンB株、N株(NY上場の普通株)を対象)への連動

香港H株に加えて、中国資本の香港企業であるレッドチップ銘柄へも投資

<信託報酬>年率0.99% <売買単位>200口単位 <最低売買価格>7千円前後

④A50チャイナ・トラッカー(2823)  <特徴>FTSE/Xinhua A50 China指数(上海、シンセン市場に上場の時価総額トップ50のA株を対象)への連動を目指す <信託報酬>年率0.99% <売買単位>100口単位 <最低売買価格>3千円前後 ※データは、2009/3/20時点。

(2)米国市場

・iシェアーズ FTSE/新華チャイナ25 インデックス・ファンド(FXI)

<特徴>香港市場上場の中国の大企業のうち、最も流動性の高い企業25社の株式で構成。

<信託報酬>年率0.74% <純資産総額>約5500億

<売買単位>100口単位 <最低売買価格>3万円前後

※データは、2008/3/31時点。

①投資対象の市場、②どの指数に連動するか、③信託手数料などを基準にどのETFを購入するかを決定すればよいでしょう。

■まとめ

中国株投信はコストが高く買えない。

海外ETFは手数料が高く、また、信託報酬などの維持コストも、国内ETFとそれ程大きな差はないので、大きなメリットがあるわけではない。

したがって、中国単独に投資したい場合は、国内ETFでいきます。

上証50(1309)は、現物株式への投資ではなく、債券に投資していることが気になるので、上場中国A株(パンダ)CSI300(1322)の方を個人的には選びます。

もし、海外ETFへの投資を厭わず、また、複数のETFを組み合わせる余裕があれば、本土A株への投資ができるA50チャイナ・トラッカー(もしくは上証50かCSI300)と、香港市場への投資ができる3種類のETFの中から、構成銘柄の種類、信託手数料などを勘案し、選んでみてはいかがでしょうか。

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    2009.03.20 Fri l 投信・ETF l コメント (0) トラックバック (0) l top
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