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100 Yen Coin - 100円玉

日銀の政策決定会合で消費者物価2%の上昇を目指すインフレ目標、無制限・無期限緩和を決めました。これで破茶目茶な日本破綻・ハイパーインフレ・円安の恐れは減少したと思います。

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一部の与党議員が主張していた「2年間」という2%達成までの期限は盛り込まれませんでした。2年以内に達成となると、手段を選ばずにメチャクチャな緩和をする必要があり、非常に危険な相場のオーバーシュートがあり得ると思っていました。こうなったら100%の外貨シフトも検討していました。

米国を始めとする諸外国で採用されているフレキシブル型の金融政策であり、暴走機関車十字軍となることは避けられました。

また、安倍首相は「財政規律は極めて重要だ。プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化も目指していく。経済再生と持続可能な財政措置の双方を実現する道筋を検討する」と述べており、財政規律をガン無視することはなさそうです。

「中長期的に財政規律に配慮しつつ、短期的には景気に配慮することも大事」というのは、米国の財政の崖問題にあたって、バーナンキFRB議長も述べていることです。

また、麻生副総理兼財務・金融相、菅官房長官からは、「日銀法改正の必要性はなくなってきている。今は考えていない」旨の発言が出ています。

脳が溶解しているのではないかと心配になる諸ブレーンや電波評論家が言っていることがモロに採用される危険性は低下していると思います。

私が11月に述べていた<ように、禁断の果実には踏み込まず、米国のようなイメージを彷彿とさせる金融緩和にソフトランディングしそうです。

今後の日本のメインシナリオ・サブシナリオ

しかし、日本の諸制度がインフレを前提に設計されており、痛みを伴う改正が難しいこと、膨大な財政赤字をソフトランディングさせる必要があることから、もはやインフレ調整による国民から国への所得移転は避けられないのかなとも思います。

東西ドイツ統一やユーロ導入などの特殊事情はありますが、1980年台は日本並みに低インフレだったドイツのインフレ率が、徐々に上昇して2%前後が定着した例もあります。

インフレ率(年平均値)の推移(1980~2012年) - 世界経済のネタ帳


貿易収支赤字が定着しつつあり、将来的な経常収支の赤字化も懸念されています。循環的な経済の復調によるリスク・オン、為替移動平均乖離線(24ヶ月)が±0を突破した後の過去の推移等に鑑みると、95~100円程度までの円安はある気がします。ただし、以前から述べているように1~2月は短期的調整がある気がします。

USDJPY1992-2012_20121217005743.png
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    2013.01.22 Tue l 経済・社会・金融動向 l コメント (6) トラックバック (0) l top
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