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Bernanke

米国ではQE3が発動され、雇用が回復するまでMBSを買い入れることが決まりました。ECBは無制限の南欧国債買いを発動しており、日銀はインフレ率1%が見えるまで金融緩和を続けることしています。スイス中銀は無限ユーロ買い(無限金融緩和)を行っており、バランスシートが急拡大しています。

日米欧で未曾有の金融緩和が続いています。この行く末はハッピーエンドかクライシスか。

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経済が回復したり、インフレ率が看過できない水準まで上昇した場合、中銀はバランスシート拡大を中止して、低金利を維持する約束を破り、バランスシートの縮小と短期金利の引き上げを行う必要が出てきます。

経済が回復して雇用も回復し、ソブリンリスク問題も解消され、“良いインフレ”が起こり、金融緩和を打ち切る状況になれば理想です。日本の2006年のような状況ですね。

しかし、経済状態がよくないままにインフレ率が上昇してしまう“悪いインフレ”となり、スタグフレーション的な状況になってしまうとテラヤバスです。

インフレ抑制のために資産買い入れを中止・資産を売却し、利上げをしたりすると、経済が崩壊しかねません。行くも地獄・戻るも地獄の阿鼻叫喚となってしまいます。その時に国債のファイナンスににっちもさっちもいかない状況になっていれば、インフレ放置&人為的低金利の金融抑圧となり、政府債務の棒引きが図られるでしょう。

今後の行く末のポイントは、次にインフレ率が上昇した時に経済が回復しているか否か。金融緩和を推し進めた結果として、良いインフレになるかスタグフレーションになってしまうか。

資産の保全としては、将来のインフレを見据えてリスク性資産の購入が頭に浮かびます。筆頭は株式ですが、インフレ率が高くなると、PERは低下する傾向があり、高インフレ→必ず株高とは言えません。

株式はハイパーインフレには、必ずしも強いわけではない

株式以外には、住宅・農地などの実物資産、コモディティ、コモディティ関連の個別株、資源国通貨などが思い浮かびますが、これらには固有のリスクはありますし、インフレに賭けて派手にシフトして外れたらヤバイです。今の経済状況でいくら金融緩和しても、インフレは加速しないという意見もあります。

一発決め打ちしたり、一つの資産構成を決めたら何が起こってもそれに固執するのではなく、経済の状況を継続ウォッチして、その時々で相対的にマシと考えられる資産構成をとっていくのが、資産保全には必要なことなのでしょう。難しいけれども。

現時点では、保有している国内外の株式、JーREIT、円短期金融資産を継続保有します。米国株式は過熱感があり、どこかで短期調整がある気がしますが、財政の崖問題や欧州問題が炎上しない限りは、大局的には2013年半ばまでは上昇するという妄想を抱いています。

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    2012.09.25 Tue l 資産運用の考え方 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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