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■日本の財政状況が本当はどうなのかについては、特別会計がブラックボックスである以上、外部からは伺い知れない側面があります。一般会計の状況だけを見ると火の車であり、財務健全化が必要な状況でしょう。

仮に日本が本当に破綻寸前であれば、諸外国へ気前のよい資金提供について、若干疑問が残ります。 EFSFへの合計39.15億ユーロ(約3,915億円・12年3月6日時点)、IMFへの600億ドル(約4兆8,000億)、中国国債への100億ドル(8000億)などです。

中国国債と引き換えに日本側が得たものは、パンダの有料レンタルでした・・・。

これらは外為資金特別会計から充当するとされていますが、外為資金特別会計は米国債になっており、米国の許可なしには売れないはずです。そして米国が許可することはありません。したがって、結局のところは、新たな国債発行で賄っていると思われます。

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■仮に日本の財政が破綻寸前であれば、EFSF・IMF・中国に対して異様なまでに気前よくお金をポーンと出して、「パンダ貸してもらったニャ」「いい子いい子してくれたでおじゃる」とキャピキャピはしゃいでいる場合ではない気がします。

もちろん元本に加えて少々の利息がプラスされて返ってくる可能性もありますが、日本のお金が間接的にギリシャ人の年金や公務員給与になっているわけです。もし本当に破綻寸前なら、「いやーうちも破綻寸前なんで勘弁してくださいよ」となるはずです。本当は財政は大丈夫なのか、政府は単なるHorseDeerなのかのどちらかです。

日本政府が外国に支払っているお金は、自らの国益にはあまりつながらず、しかも相手から尊敬されることもない印象があります。それで国民に対しては「破綻するからもっと税金出せゴルァ」です。

IMFに対しては出資金額を上げるならともかく、融資では日本の地位が上がるということはない気がします。スネ夫がジャイアンに金を貸しても、スネ夫の地位が上がらないのと同じです。また、メガバンクから融資を受けている東京電力が、メガバンクの個人向け社債を持っている人に全く感謝しないのと同じです。

IMFへの資金提供については、新興国側は慎重な対応です。ブラジルは「新興国の発言権拡大が確約されない限り、拠出額を計画よりも減らす可能性がある」と強調していますが、これが正しい交渉です。お金を出すのなら、ぞれと引き換えに国益につながる実利を得るべきだと思います。

日本は外交力が弱く、長い間にわたって散々お金を出していながら、全然感謝されていないし国益にもあまりつながってなく、スネ夫がジャイアンにお金を貸している状態だと思います。もうちょっと何とかならんのかなあ・・・と思います。

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    2012.06.23 Sat l 経済・社会・金融動向 l コメント (5) トラックバック (0) l top
    コメント
    No title
    余り心配する必要は無いのでは?
    なんだかんだ言っても自分の首(公務員や議員だって一応日本国民)を絞める真似はしないと思います。
    見えないところで優遇されてる可能性も考えられますし、、、。本当に日本が「やばくなった」時に発動する契約とか。「世界に知られるとまずい優遇策」とか。
    2012.06.24 Sun l Sakura. URL l 編集
    Re: No title
    そういうのがある可能性はゼロではありませんね。ただ、世界の財布になってるのが現実だと思います。国益より省益が優先されることから、IMFへの資金提供は財務省益(出向者)、諸外国への資金提供は外務省益(諸外国と仲良くして、大使館や領事館での贅沢な生活を維持)が反映されていると言われていますね。

    財政に余裕があるなら太っ腹でもいいと思いますが、「破綻寸前で増税が必要」という説明とあまりにもギャップがある印象があります。本当はまだまだ余裕があるんだろうなと思っています。
    2012.06.24 Sun l まつのすけ. URL l 編集
    No title
    まあ、増税に「正しい理由があるとしても」、一般のおじいちゃんや、若者、おじさんに説明出来ないと思います(多分、「国債の利回りって何?」みたいな感じでしょうし、、、)。
    個人的には(条件付で)増税も「有り」だと思います。本当の意味での「大きな政府」を目指してもらえるのなら、消費税50パーセントでもいいです。
    「但し」、公務員や議員、利権団体だけが享受できるものでないことが重要です。交通の整備や福祉の充実、社会的利便性の向上等に使われるといいですね。まあ、徒許してしまうと、「議員定数の削減」「公務員給与の減額」「費用対効果の適正化」等をせずに「増税だけ」に成ってしまい兼ねませんので、少なくとも今のままでは民主党とかいう党の名前にふさわしくない政権は選挙で叩き潰すべきだと思います。

    IMFについて、あくまで推測ですが、今アメリカが拠出すると、国民からブーイングが出かねないので、日本との万が一のときの介入を容認する見返りに許してもらったと考えているのですが、、、。IMFへの資金で新規国債発行してましたっけ?
    2012.06.24 Sun l Sakura. URL l 編集
    Re: No title
    私も増税そのものは反対ではありません。ただ、歳出構造の合理化・租税社会保険料の徴収の合理化については完全放置プレイで、社会保障の問題も棚上げで、増税のみという状況には、強い違和感を感じています。今の仕組みを変えないと、社会保障の自然増を賄うだけで将来的には消費税25%くらいまで上げることになっちゃう気がします。。

    新規か否かはわかりません。ただ、外為資金特別会計の負債側は日本国債なので、国債発行で賄っています。為替介入枠をどーんと広げてましたが、そこから使われている可能性もあるのかななんて思いました。
    2012.06.25 Mon l まつのすけ. URL l 編集
    No title
    株・投資の話題を中心にブログを書いております投資マニアです。
    ネットサーフィンをしていましたらコチラのブログを発見致しました!
    内容が充実していて 素晴らしいブログだと感じました。

    ブログ更新を楽しみにしていますね。
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    2012.06.25 Mon l 株式・投資マニア. URL l 編集
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