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少し前にライフネット生命が上場しました。まだ赤字ですが、契約数は順調に伸びているそうです。「消費者・若者の味方」「ネット専業ゆえの割安な保険料」的なイメージで契約を伸ばしているようです。

確かに、定期生命保険については、ネクスティア生命・オリックス生命と並んで最安値の水準です。しかし、ライフネット生命の終身医療保険は、議論の余地がなく明白に割高です。

イメージで保険を選ぶのは危険です。データを見てみましょう。

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■できる限り条件を揃えて、終身医療保険の中で比較的価格が安いと思われるNKSJひまわり生命、オリックス生命、アフラックと、ライフネット生命を比較します。まずは最もシンプルなプランの保障内容です。他と比べて明らかに見劣っているところは赤字にしてみました。

1.ライフネット生命
品名:じぶんへの保険
入院:1入院60日まで・保険期間通算1095日・最低入院日数2日
手術:一律10万
先進医療:なし
払込免除:高度障害

2.NKSJひまわり生命
品名:健康のお守り
入院:1入院60日まで・保険期間通算1000日・最低入院日数1日
手術:一律20倍
先進医療:技術料と同額・1000万円限度
払込免除:高度障害・身体障害

3.オリックス生命
品名:CURE
入院:1入院60日まで・保険期間通算1000日・最低入院日数1日
手術:10倍・20倍・40倍
先進医療:技術料と同額・1000万円限度
払込免除:高度障害・身体障害

4.アフラック
品名:新EVER
入院:1入院60日まで・保険期間通算1095日・最低入院日数1日
手術:5倍・10倍・40倍
先進医療:入院日額の10倍・年5回まで
払込免除:なし

ライフネット生命は最低2日入院マストな点と先進医療がない点がマイナスポイントです。NKSJひまわりとオリックスは保険通算1000日と少し少ない点がマイナス。ただ、1000日を超える可能性は限りなく低いので問題ではないでしょう。アフラックは、障害時の払い込み免除がないのが難点。

個人的には、保障内容については、この中ではNKSJひまわりかオリックスがいいと思います。

■では各社の保険料を比較します。同年代で最も高い保険料は赤字にしています。

終身医療保険料比較

比較すると一目瞭然であり、ライフネット生命は、ありとあらゆる年代において、圧倒的に割高な保険料となっています。数十円というレベルではなく、1ヶ月当たり数百円~1千数百円もライフネットが割高です。生涯の保険料では、大きな差が出てきます。

年金保険や終身生命保険などの貯蓄性保険については、保険会社の信用リスクを考慮する必要がありますが、掛け捨ての保険は保険会社が破綻したとしても、ごくわずかしか削られないため、保険会社の信用リスクは基本的には考慮不要です。

また、仮に信用力を考慮するとしても、日本を代表する天下の3大メガ損保の一角、NKSJグループ(旧損保ジャパン+旧日本興亜)に属するNKSJひまわり生命の信用力がライフネットに劣るとは考えられません。

「ネット専業で、社長や副社長もいい話しているし、ネットの評判もいいから」というイメージだけで、保険に入ることは危険です。先入観を排除してデータを比較検討することが、保険選びにおいては極めて重要だと思います。

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    2012.04.30 Mon l 保険 l コメント (2) トラックバック (0) l top
    コメント
    No title
    ライフネット生命の終身医療保険が割高であることのわかりやすい説明ありがとうございました。
    私は、掛捨ての保険しか入っていませんが、比較するときの参考になります。

    ライフネット生命はある意味宣伝上手(経営上手)ですね。


    2012.06.17 Sun l kenz. URL l 編集
    Re: No title
    割高な保険料の商品だけど、安いイメージを維持しているというイメージ戦略が上手な会社ですよね。たぶん比較しないで契約しちゃっている人も多い気がします。生命保険の方は本当に安いんですが、終身医療はちょっと看過できない水準でした。

    2012.06.17 Sun l まつのすけ. URL l 編集
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