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■親が某大手生保の年金保険に加入している友人がいます。いわゆるお宝保険であり、今では夢のような高い予定利率の年金保険です。安愚楽牧場も太刀打ちできない程です。その友人の親が、加入している生保の営業員から先日転換営業を受けたそうです。

転換営業とは、過去に加入してた高利回りの商品で積み上がったお金を振り替えて新しい保険に加入させることで、一見保険料は安くなったように見せて、高利回りのお宝保険を解約して低利回りの新商品への転換を進める営業手法です。

例えば、予定利率6%の保険を解約し、その解約返戻金を予定利率1.5%の保険の保険料に充当させることで、一見保険料が安くなったように見えるが、実は利回りが大幅に低下することで、トータルリターンは大幅に悪化することになります。

新聞や雑誌等が転換セールスの問題を追求する特集を組むことで社会問題化し、金融庁の指導もあって、この問題は一時は沈静化しました。

金融リテラシーがある人は、高い予定利率の契約を解約するのは不利なのがわかるので、このようなセールスには乗りませんが、あまり保険や金融商品に詳しくなく、営業員を信頼してしまった顧客は応じてしまいます。幸い友人の親はこの問題について認識していたので、断ったそうです。

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■生保に良心というものがあれば、このような転換営業は行わないはずです。しかも、社会問題化して行政指導もあったにもかかわらず、ほとぼりが冷めたらまた復活しています。

いずれにせよ、保険会社の営業には“健全な警戒”が必要だと思います。いわゆる生保レディーのみならず、ノートPCやiPadを駆使する男性営業マンでも同様です。話を鵜呑みにして言われるがままに契約していると、ネギカモになりかねません。

保険会社が営利企業である以上、利益の最大化を追求するのは当然であり、契約者と保険会社は利益が相反する面があります。契約者の不利益は保険会社の利益となります。

「オハマの賢人」と称される大投資家ウォーレン・バフェットは、「散髪が必要かどうかを床屋に聞いてはならない」と言っています。保険についても同様でしょう。


■数年前には、保険会社の不払い問題が吹き荒れました。各社は対応策・改善策をとったとされており、現在はこの問題は沈静化しています。少し前には、生保10社に対する保険金不払いの業務改善命令を解除する方向と報じられました。

しかし、転換営業の事例を見る限りは、ほとぼりが冷めたら自粛を解除し、また不払いが復活するのではないかという疑念を持たざるを得ません。

当時存在していたほとんどの生保が保険金不払いを行っていましたが、特に事案多数&金額も多額のデュアルコア二重奏だった10社に対しては、2008年に金融庁が業務改善命令を出しています。

その生命保険会社を再確認しておきましょう。日本生命保険、第一生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険、朝日生命保険、富国生命保険、三井生命保険、大同生命保険、アメリカン・ファミリー(アフラック)、アリコ・ジャパン(現メットライフ・アリコ)です。

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    2012.08.30 Thu l 保険 l コメント (4) トラックバック (0) l top
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