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前回述べた通り、若年層が年金で得をするには、以下のいずれかが必要です。

(1)平均寿命を超えて長生きする。
(2)障害を背負って障害年金を受給したり、配偶者と死別して遺族年金を受給するなど、老齢年金以外の特別給付を受ける。

これら障害年金と遺族年金の概要についてまとめます。皆に関係あるのは障害年金ですので、障害年金の方を先に取り上げます。

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<自営業者・パートなど国民年金加入者の場合>
保険料納付済期間(免除期間を含む)が、加入期間の3分の2以上あることが要件です。

20歳になったら、学生で収入がない場合は必ず保険料免除手続きをとりましょう。この手続きを怠っている間に交通事故等で障害になったら、障害年金は受給できなくなってしまいます。

障害が認定されるのは、初めて医師の診察を受けてから1年半経過した時か、症状が固定して治療が期待できなくなった時です。1級と2級に認定されたら、障害基礎年金が支給されます。子供がいたら金額が加算されます。

・障害基礎年金の金額(2011年度)
1級・・・年98万6100円
2級・・・年78万8900円

第1子・第2子はそれぞれ22万7000円ずつ加算され、第3子以降はそれぞれ7万5600円加算されます。例えば、子供が3人いて障害1級になったら、年約151.6万の年金が出ることになります。


<会社員など厚生年金加入者の場合>
厚生年金加入者の場合は、老齢年金同様に2階建て構造になってます。要件は以下2つです。

(1)保険料納付済期間(免除期間を含む)が、加入期間の3分の2以上
(2)厚生年金加入期間中に初めて医師の診察を受けた傷病による障害であること

学生時代の怪我が原因で障害になった場合は、その後に会社員になって厚生年金に加入しても、前述の障害基礎年金になります。

・障害厚生年金の金額(2011年度)
1級・・・老齢厚生年金額×1.25+配偶者加給年金22万7000円
2級・・・老齢厚生年金額+配偶者加給年金22万7000円
3級・・・老齢厚生年金額(最低保障額59万1700円)

老齢厚生年金額は、厚生年金加入期間中の平均給与と加入年数に基づき計算されます。加入期間が25年未満でも、加入期間25年(300ヶ月)で計算されます。極端に言うと入社してすぐに障害状態になっても、300ヶ月で計算されます。

障害厚生年金の方は、基礎年金にはない3級があるのが特徴です。また、3級より軽い障害の場合でも、障害手当金という一時金が支払われるそうです。

交通事故等で障害という事態は、可能性は極めて低いですが、誰にでも起こりうることなので、年金にこうした保険機能がついているのはいいですね。個人的には、障害年金は若年層にとってせめてもの救いです。今後の制度改定においても、これは廃止せずに継続されることを希望します。

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    2012.02.10 Fri l 家計・公的年金・社会保険 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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