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ゴールドは現在1オンス1660ドル前後となっています。直近のピーク(約1900)からは10%以上下落しています。

ゴールド・バブルの終わりの始まりという見方と、押し目という見方がありますが、ここにきてゴールド6000ドルがあり得るという言説を見かけました。

ニューヨークダウ÷ゴールドの倍率(ダウ・ゴールドレシオ)は、かつて1930年代の金融恐慌時は約2.1倍、1980年のオイルショック・インフレ懸念期に約1.3倍まで下落したことがあります。それを根拠に「NYダウ12,000ドル前後でゴールド6000ドルが試算される」と述べられていました。


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確かに中東情勢は緊迫しており、欧州情勢もまだまだ予断が許さないかもしれません。

ECBもFedも大規模な量的緩和を続ける可能性が高く、世界的な金融緩和の流れもゴールドに追い風かもしれません。


しかし、こういう極端な言説が出てくると身構えたくなります。思い出したのは、ゴールドマンサックスが2008年に出した「原油200ドル」という予測です。


こうした予測にビビッてデリバディブを購入して、原油価格の上昇に備えようとした投資家は、その後の原油価格の大暴落で、手痛い損失を被りました。


当時ゴールドマンサックスは、対外的には原油高を声高に主張していましたが、自社のトレーディングでは原油をかなりショート(売り)していたのが後に判明しました。


「たとえどんなに立派でも、特定の利害関係がある市場参加者の過激な予測を安直に信じるのはリスキー」というのは、2008年に得られた教訓です。

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    2012.01.24 Tue l 資産運用の考え方 l コメント (3) トラックバック (0) l top
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