TOP > 資産運用の考え方 > ご覧のページ
2011年が終わろうとしています。今年のクリスマス前には、日本では初の国内格付け機関の格下げがありました。しかし、日本国債市場は貫禄の無反応でした。

日本国債については、悲観的な意見が多いです。少し前にはりそなの細谷英二会長が、「日本国内での国債消化率が80%を切ってくれば、危険水域に入る」と述べたそうです。

日本がヤバイヤバイと言われながらも、今のところ問題が起きていないのは、国債を国内で消化可能な資金循環構造と、それを支える経常収支の黒字でしょう。すわなち、多額の対外純資産と外国勢への依存度の低さが日本の財政を支えています。日本国債の国内消化が難しくなってきたら、いよいよ危険な状況となる可能性が高いです。

スポンサーリンク
今後数年間程度、少なくても2~3年は問題ないと思われますが、10年先20年先はどうなるかわかりません。継続的にこれらの指標を見ていきたいと思います。

なお、たまに「財政破綻対策でFX」などと言う人がいますが、これは厳しいと思います。とあるFX業者(全額信託保全)は、以下のとおり説明しています。

----------
弊社の支払停止、破産等の事由が生じた際に、弊社の過失故意その他弊社の開示する店頭外国為替証拠金取引に係るリスクにより顧客区分管理必要額を正しく算定できていなかった場合には、信託口座で区分管理された信託財産の金額が、顧客区分管理必要額に不足する場合がありえます。この場合には、お客様に帰属すべき信託された資産の一部が返還されないことがあります。
----------

いくら全額信託保全といえども、FX業者の故意過失があり、信託される金額が正しくなかったら、全額戻ってこない事態になりかねないわけです。「信託する金額ミスってたわ~メンゴメンゴ」となったら、ジ・エンドです。

スポンサーリンク

Google+で売買報告や限定投稿を配信しています!


関連記事

    2011.12.29 Thu l 資産運用の考え方 l コメント (6) トラックバック (0) l top
    コメント
    1. 起きるときは一気に起きる

    こんばんは。

    やはり2012年に世界経済が拡大に向かうか、縮小に向かうか、これで先は決まってしまうと思います。今は世界経済を心筋梗塞のような病気に例えると「小康状態」でしょうか。

    しかし、もし、何かしらのテロや、金融機関の大型破たん、民族的な混乱等により、世界の人々が大きくショックを受けるような出来事が起きると、リーマン破綻の時のように、一気に財政・金融問題が世界中で発生すると予想しています。あと何年で起きるかは、病人の死期を予測するようなことでもあり、医師でも先は分からないと言うでしょう。。

    でも、そろそろもう、その時の覚悟を決めて、じっとしておくか、リスクを取れる人は大きく勝負をかけるか、どちらかでしょうね。厳しい時代ですが、各種の数値をチェックしていくしかありませんね。
    2011.12.29 Thu l Pass. URL l 編集
    2. 闘病中の世界経済

    こんばんは。

    世界経済はいま、人間でいうと「心筋梗塞」のような病状になってきていると感じますね。

    今のところは小康状態を保っていますが、何か体において大きなショックを受けたり、血液循環がうまくいかなくなったときに、瀕死やご臨終ということもご覚悟を・・・。そう医師に宣告されているようなものではないでしょうか。

    いつ、瀕死に陥るかは時期は医師にも分かりません。ただし、患者が元通りに回復し、完全復活することは正直厳しいでしょうね。
    2011.12.30 Fri l Pass. URL l 編集
    3. 破たんを想定するなら

    現物ということは銀行の外貨預金ではなく、外貨の現金を保管しておくべしとお考えですか?
    2011.12.30 Fri l サンドパン. URL l 編集
    4. あと何年もつか

    あと何年もつかは、本当に予想ができませんね。世界中のいろんな数値や動向をしっかりと追っていく必要がありそうです。
    2011.12.30 Fri l Pass. URL l 編集
    5. Re:あと何年もつか

    >Passさん

    おっしゃる通り、難しい時代ですよね。右肩上がりは過去のものとなり、地球規模での人口増加&新興国の成長等もあり、どうなっていくんですかね。第三次世界大戦のような結末が来ないことは祈っています。
    2011.12.30 Fri l まつのすけ. URL l 編集
    6. Re:破たんを想定するなら

    >サンドパンさん

    はい。アルゼンチンでは、国民の外貨預金のペソへの強制転換がありました。民間の年金基金の国有化もありました。

    そこまでいかなくても、重い財産税や金融資産税が課せらえる可能性はあると思います。

    本気で対策するなら、現物しかないと思います。ただし、現時点では不要だと判断します。今は債券や預金の形で利子を稼いでもらいたいです。
    2011.12.30 Fri l まつのすけ. URL l 編集
    コメントの投稿











    トラックバック
    トラックバック URL
    http://thegoalnext.blog.fc2.com/tb.php/475-8bb8f46b
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)