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■11月に入り、再度株価は大きく下落しました。欧州第3位の経済国・イタリアが空売り勢・資本逃避勢の餌食になりかかっており、第4位のスペインも予断を許さない状況。欧州銀行のディ・レバレッジもどこまで続くか懸念されます。

2008年秋冬の米国がデジャビュします。あの時は、リーマンブラザーズが破綻し、モルガン・スタンレー、メリルリンチが、空売り勢・取引回避勢の餌食になり、底が見えない状況でした。モルスタが屈服したら次はゴールドマン・サックス。もしかすると、JPモルガンまで火の手が及ぶこともあるかという状況でした。

2008年10月、米国の議会で金融安定化法案の採決が迫っていました。しかし、共和党の多くの議員が反・大きな政府、反・政府による救済の理念から反対に回り、一度は金融安定化法案を否決しました。

その後の展開はまさに“阿鼻叫喚の地獄絵図”に陥り、共和党が理念を曲げて金融安定化法案を可決しました。当時のジョージ・W・ブッシュ大統領も、自身の信念とは全く異なる行動をとらざるを得ない状況だったでしょう。

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■さて、現在の欧州危機におけるドイツは、まさに2008年の米国の共和党に当てはまるように感じます。ドイツの理念からは、ECBによる大規模な国債買い入れやユーロ共同債は、到底受け入れられないのは自明の理です。08年の共和党と同じです。

したがって、やはり当時の共和党のように、理念に反することも受け入れざるを得ないような戦慄的事態を経ないと、抜本的な行動をとるのは難しい気がします。

ドイツが観念する“コツン”があり、いよいよ覚悟が定まり大胆な対策が取られ、株価が急反発するのをメイン・シナリオとしています。

したがって、今はキャッシュポジを高めにキープしています。取らぬ狸の皮算用になるかもしれませんが、今後訪れるかもしれない千載一遇のチャンスの時、リスクテイクできるようしたいと考えています。

サブシナリオとしては、意外な株価の自律反発を想定しています。現在は、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンド-2σ近辺にあり、騰落レシオも低い状況です。
また、8~9月は長期投資のロング・オンリーから「絶好の買い場」との勇ましい声も聞こえましたが、今は強気の声が雲散霧消しており、総悲観になりつつあります。
総楽観・総悲観が転換になることもよくあり、意外なリバウンドがあるかもしれません。今持っている分はそのまま保持します。

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    2011.11.27 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (5) トラックバック (0) l top
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