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■近所の図書館には、古くなった雑誌をご自由にお持ち帰りくださいコーナーがあります。ダイヤモンドザイがあったので、持ち帰ってパラパラと読んでると、安愚楽牧場の広告がありました。

かわいらしいマンガの絵と女性タレントによって、魅惑的な利回り・プレゼントがあり、リスクヘッジが図られており安全性があるという点がアピールされていました。「利益は保証されたものではないが、支払いの減額や遅延は、制度開始以来一度もない」という点が、繰り返し強調されていました。

The Goal The Goal

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目に付いた記述は以下の通りでした。

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・利回りは3.0~4.2%、黒毛和牛肉やビーフカレーのプレゼント付き

・全国40ヶ所の直営牧場と300余りの契約牧場で、約14万頭の黒毛和種牛を保有

・牛は大型損害保険や家畜共済保険に加入

・牧場を全国に分布して、リスクの分散を図っている

・契約金も利益金も保証されたものではありませんが、支払いの減額や遅延は、制度開始以来一度もありません

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■全国約340箇所に分散しているのに、福島の放射能が原因で破産ですかそうですか。損害保険や共済は役に立たなかったのでしょうか。本当に加入していたのでしょうか。

「共済保険」というのが意味不明です。例えるなら、「銀行信用金庫」、「美容院理髪店」、「野球サッカー」と言っているようなものであり、よくわかりません。

この手の商品は、支払いの減額や遅延があった時は、基本的にご臨終の時です。したがって、これまで減額や遅延が一度もないというのは当たり前です。生きている人が、「私はこれまで心臓が止まったことがありません(キリッ)」と言うようなものだと思います。

■安愚楽牧場から学び取れる教訓としては、「過去の実績は将来の実績を保証しない」という点ですよね。

この世には鳥がいて、毎日人間から餌をもらっています。長い間にわたって毎日毎日餌を受け取っていくことで、鳥は「人間が餌をくれるのはこの世の真理である」と確信するでしょう。

平穏な日々を過ごしていた鳥に、聖なるクリスマスの前に思いもしなかった惨劇が襲い掛かるわけです。

この点については、クオンツ運用でも痛感しています。クオンツ運用ファンドで、「バックテストでは過去20年に渡ってインデックスを大きく上回るパフォーマンスを獲得しています。バブル崩壊もITバブル崩壊も03年金融危機の際も同様です」というアピールがあるケースがあります。

「そのクオンツ運用が本当にぼろ儲けの種(そのクオンツ運用をして、インデックスをショートすれば、絶対リターン獲得可)だったら、いちいち他社に売り込まずに、親会社の証券会社が自己勘定でやるはず」という大人の常識があるわけですが、正直そういうファンドがあると、「これはいいんじゃないか」と思ってしまうのが人情です。

しかし、そのクオンツ運用を実際に開始したとたんに、数年持たずに盛大にこけるという笑えない結果に終わったりすることがあります。

投資商品の過去実績は将来を保証しない。

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    2011.08.28 Sun l 定期預金・その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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