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■先週は株価が暴落し、週末に米国債がAA+に格下げされました。来週以降のマーケットはボラティリティが高まりそうで波乱含みですね。

米国債は世界で最も流動性が高く、比較的安全とされている債券のひとつであり、米国債はそれ程大きく下落しない気がします。株式・コモディティ・高金利通貨などは軟化しています。米国債を売ったとして、その資金で何を買うのかという問題が残ります。

ただし、AAAが必須とされている契約や、制約を設けている機関から、どういう動きが出てくるかは懸念されます。

株式市場については、短期的には株価は、市場参加者のセンチメンタルで揺れ動きます。時に上にも下にもオーバーシュートすることがあります。換言すると、PER(株価は利益の何倍か)は揺れ動きます。

ただし、中長期的には、企業業績・経済動向にそった値動きとなります。換言すると、EPS(一株あたり利益)の動向に収斂していきます。

したがって、最大の問題は経済全体のEPSが今後どうなるか。先週の重要経済統計を確認しておきます。

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■ISM製造業景況指数は50.9(前月比-4.4)、非製造業景況指数は52.7(前月比-0.6)と下落しました。

製造業の新規受注が 49.2(前月比-2.4)となり、2009年6月以来の50割れとなりました。先行的な意味合いがある新規受注の低下は、先行きに対するセンチメンタル低下が印象付けられます。

The Goal

雇用統計の非農業部門雇用者数は、前月比11.7万人増となり、6月の4.6万人増からアップしました。失業率は9.1%に低下しましたが、就業者数・求職者数が減少しているため、それ程よくはない状況です。

The Goal

経済のファンダメンタルの変化なしに、テクニカルな問題や格下げなどで暴落した場合は、絶好の買いのチャンスです。しかし、今回はISM指数が低下傾向であり、また、図にはしませんでしたが、欧州や中国の最新のPMIも50近辺まで下落しており、経済成長は調整局面にあります。

結局のところ、今後は以下のどちらに進むかという大局観が重要でしょう。

(1)一時的な調整局面で、遠からず景気は再拡大する。

(2)経済のこれまでの回復は、国家による経済対策や減税や金融緩和などによる一時的なものであり、デレバレッジが世界的に進行して調整が深くなる。

もちろんその判断は難しいですよね。。。

アナリストなどでは、絶好の買い場とBuy Callしている人と、慎重なスタンスが無難という人で二分されている印象があります。

■選択肢は常に三つです。

(1)買う

(2)売る

(3)継続保有

私自身は以前に書いたとおり、スーパーブルになれる時期は終わったと判断し、4月に株式・REITを大きく売却してリスクを抑制しました。株式・REITの割合を74%→35%に落としました。

その後株価が下落した局面で、外債・MMF・FXのポジションを落として、その一部で株式を買い増していました。

今回為替介入があって円安に振れた直後の昼休みに、ケータイでカナダドル/円のロングポジションを解消しました。これで外債・MMF・FXはゼロになりました。その一部で外国株式を購入します。

今もっている株式・J-REITは、そのまま継続保有します。今後さらに大きく下落して行き過ぎているかなと判断した場合は、トータルリターンの範囲内でリスクアセットを買い増す可能性があります。

こういう波乱時期は、自分のリスク許容度を点検するいい機会かもしれません。事前に発生し得る損失額を把握していても、いざそれが起こると動揺しがちなのが人情ですよね。

狼狽して気が気でなかったりした場合は、抱えているリスクがリスク許容度より高いのかもしれません。

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    2011.08.07 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (1) トラックバック (0) l top
    コメント
    1. 無題

    私は下がってくると、
    どうしても脳内麻薬様物質が分泌されてしまうので、
    がんがん買い始めています。
    不治の病ですね。(^^)
    2011.08.13 Sat l まつのすけ. URL l 編集
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