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みずほで大規模なシステムトラブルが発生し、阿鼻叫喚の状況となっています。大震災で影が薄くなっているのがせめてもの救いですが、システム責任者は針のむしろでしょう。

みずほFGは発足以来バタバタが続いています。

合併はシステムトラブルから始まり、金融庁から業務改善命令が出され、早々に「預金者の約1割が口座解約などの行動をとった」とも報道されました。

サブプライムショックにおいては膨大な損失を出し、「あの程度の証券会社しか抱えていないのに、なぜあそこまで損失を出せるのか」、「損失だけはグローバル・クラス」と囁かれました。

また、旧三行のドンが権勢を振るい、ガバナンスの不在が指摘されていました。特に某氏は度重なるスキャンダルにもかかわらず、ベルルスコーニ伊首相ばりの粘り腰を発揮し、「フェニックス」と揶揄されていました。

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みずほはリテール部門とホールセール部門を分離させて、二つの銀行をFG傘下に置いているという世界的にも稀有な形態の金融機関です。ナンバーワンではなく、オンリーワン。

2バンクに分離することで、専門性を高めて顧客ニーズに応えるというのが建前でしたが、2つの銀行でシステムコスト・管理業務コストが重複し、収益力はメガバンクの中でも低い状況です。時価総額は三井住友を下回り、長らく3メガ中最下位となっています。

結局のところ、「旧三行がポストを分け合うためには、銀行を二つにせざるを得なかった」という評判が強い印象があります。FG、BK、CBの3つの組織を舞台にした、巧みなトライアングル・トリデンテ人事は、芸術的領域に達していると思います。

もっとも、現在の塚本FG社長は、2バンク制については非効率な面もあるという見解であり、人事データから旧三行出身記録を削除したり、役員配置でも旧行閥を排除するという姿勢をみせています。FG自身が発表した「変革プログラム」は実現するのでしょうか。

金融機関の果たす社会的役割は大きく、特にみずほのようなメガ金融機関の社会的影響は大きいため、みずほが“失われた10年”から脱却し、今後は飛躍することを期待しています。

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    2011.03.28 Mon l 経済・社会・金融動向 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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