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■週末定点データ ・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/3/107,0210.8168.081.30%
2011/1/2810,3601.2116.211.22%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
919.691.1516.771.94%11.27 0.72

・NYダウ

PER予想EPS-10%予想EPS予想EPS+10%
9.46 8,0798,9779,875
10.96 9,36010,40011,440
12.46 10,64111,82413,006
13.96 11,92213,24714,572
15.46 13,20314,67016,138

・上海総合(中国A株)

PER予想EPS-10%予想EPS予想EPS+10%
9.86 1,8742,0822,291
11.36 2,1592,3992,639
12.86 2,4442,7162,988
14.36 2,7293,0333,336
15.86 3,0153,3503,684
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■マーケット概況

シカゴ日経平均先物3月限(円建て)の終値は 10220(大証終値比(‐150)。

S&Pが日本国債を格下げしました。日本の財政状況の悪さは言うまでもありません。ただし、現在の資金循環の構造からは、危機が近い将来に迫っているとは考えがたく、現在の資金循環がいつまで続くかがキーポイントでしょう。

悪い財政状況にもかかわらず、空前絶後の低金利である現状は、(1)日本国債バブルであるか、(2)実はミスプライスがないか、のいずれかでしょう。

実は国債のようなリスクフリーとされている資産がないと、民間の運用主体が、資産運用で困ってしまうという事実もあります。

アメリカで1990年代終盤に財政黒字を達成したことがありましたが、その時には、国債の発行が過少になると、民間に影響が及ぶので、あまりに国債の発行を抑えすぎない方がいいという議論もあったという話を聞いたことがあります。

「国債の最適発行残高がいくらであるか」というのは難しい問題であり、現在の日本では、国債に対して需要が強いことから、このような国債発行高が続いています。

問題はこの構造がいつまで続くかですが、楽観的な意見から悲観的な意見まで錯綜しています。

以前、「プライマリー・バランス(借入れを除く歳入-過去の借金の元利払いを除いた歳出)を均衡(±0)させるには、どのくらいの歳入増ないしは歳出減が必要か」について、以前に一般会計のみを対象に、超大雑把にざっくりと計算したことがあります。

そのときは、消費税増税のみでまかなった場合、20%弱まで上げれば大丈夫かなという印象を持ちました。

もちろん、消費税のみが手段ではないので、実際には、他の増税や歳出カット、経済成長による税収増などを組み合わせていくことになります。

経常収支も黒字が続いています。

The Goal

※出展:Infoseek

マクロ的には、経常収支は日本居住者の「貯蓄-投資」です。経常収支が黒字である限りは、フローのベースで貯蓄超過であり、外国人の日本への投資よりも日本人の対外投資の方が多いため、日本国内のマネーフローに余裕があることになります。

ストックのベースでは、前回述べたように、長年の経常黒字により日本の対外純資産が200兆円以上積みあがっており、これは財政赤字の数年分に相当します。

したがって、経常収支が黒字の間は比較的安心できます。

円安どころか円高傾向であり、インフレどころかデフレであり、金利上昇どころか世界屈指の超低金利である現状が、当面の持続可能性を物語っているような気がします。

円建てでの国債消化が難しくなり、外貨建て国債が増加してきたり、対して景気がよくないのに金利が大きく上昇し、為替レートが大幅に円安になり、円安をストップさせるための政府介入が行われるような事態になったら、いよいよ危険です。

しかし、まだその兆候は出ていません。兆候が出始めてからでも、対策は遅くありません。

金利、為替レート、国債の消化状況、経常収支などについて、注意を払っていきたいと思います。

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    2011.01.31 Mon l マーケット雑感・運用状況 l コメント (7) トラックバック (0) l top
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