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■ゴールドマン・サックス(以下、GS)が、個人向け社債を発行しました。

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格付け:A1(Moody's)、A(S&P)、AA-(R&I) ※発行体格付け

販売会社:SBI証券 .。.:*・゚☆.。.:*・゚.。.:*・゚☆.。.:*・゚.。.:*・゚☆.。.:*・゚.。.:*・゚☆.。.:*・゚

100数十年にわたる歴史があり、2010年第1四半期は全営業日でトレーディング収益がプラスという快挙を成し遂げるなど、ネームバリューはピカイチ。

しかし、今春には、米証券取引委員会(SEC)が、サブプライムローン関連のCDOの組成に絡み、詐欺の疑いでGSを提訴したという事件があったのは記憶に新しいところです。

最近は、大規模なインサイダー取引に関与したという疑惑が浮上し、ウォールストリート・ジャーナルでは、米国政府当局はGSも調査していると報じられました。

もちろん、今春の騒動は政治的な思惑でのウォール街叩きにおいて、一番目立っていたGSに白羽の矢が立ったという話かもしれませんが、やはり今後、何らかの地雷が炸裂しての突然死、ブラックスワンの可能性は、一般事業会社と比べると高いような印象もあります。

現在のように、諸々の金融情勢が不透明な時期においては、個人的には、慎重になりたい債券だと思いました。

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■社債は、ほとんどの場合は儲かるが、“万が一”にぶち当たってしまった場合はダメージがでかいという点で、行使価格が離れたオプションの売りと同じような性質があります。

社債がブラックスワンだった際のダメージはでかいが、多くのケースではホワイトスワンであり、国債に比べると少し利益が出るという金融商品。

堅い言葉で表現すると、社債の利回りが国債に比べて高いのは、負債額を行使価格とする企業価値のプット・オプションが内包されているからであり、オプションのプレミアムはデフォルトリスクのコスト。

わかりやすく言うと、社債購入は万馬券のノミ行為のような性質があると思います。

競馬場の近くに住んでいて、知人からオッズ100倍の馬券(万馬券)を1万円買ってくれと頼まれたとしましょう。ここで選択肢は二つ。

頼まれたとおり馬券を買うか、それとも、「馬券を買ったことにして、実際は買わない」というノミ行為を行うか。

万馬券が的中する可能性はかなり低いため、ノミ行為をした場合は、多くの場合は1万円の利益が出ます。しかし、万が一的中してしまった場合は、100万円(1万円×100倍)の損害が発生します。

(※正確な記憶ではないのですが、確かノミ行為は法律で禁止されていたような記憶がありますので、その点ご留意ください。)

社債購入はこれと同じような性質があり、企業がデフォルトしない方に賭けることになります。

※念のために申し添えますが、「社債購入はギャンブルだ」と言っているわけでは全くありません。

社債購入は、企業に資金を提供し、企業の経済活動の結果、生まれる果実の一部を利子という形で享受するということであり、立派な投資であり、社会的意義もあると思います。

ここで言いたかったのは、社債には「リターンは限定的で、万が一の際はダメージがでかい」という性質がある点は認識した上で、投資した方が無難であるということです。

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    2010.12.02 Thu l 個人向け社債 l コメント (1) トラックバック (0) l top
    コメント
    1. 無題

    この例えは秀逸ですねえ・・・
    まさに言いえて妙。
    私のポートフォリオは社債の山で、
    それは今は宝の山ですけど、
    ある意味綱渡り(^^)
    2010.12.06 Mon l まつのすけ. URL l 編集
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