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■本日はアクティブファンドの選び方についてまとめてみたいと思います。

まずはやはり投資哲学ないし運用哲学が重要でしょう。ただ、耳障りが良い抽象的な言葉だけでは不十分。その投資哲学に基づいて、具体的にどうしているのかが大事。

一般論としては、以下のような点に着目して、選ぶことになると思います。

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・投資哲学に基づき、具体的にどのような投資戦略を立てているのか。

・その投資戦略が有効であると判断できる論理的根拠は何か。

・その投資戦略によって、売買コストなどや運用報酬を勘案して、市場平均および他社のアクティブファンドを上回ることが可能である論理的根拠は何か。

・その投資戦略は今後どの程度有効である見通しがあるのか。有効性が切れたと判断した際はどうするのか。

・特に注目する指標ないしデータは何か。

・投資対象の候補群はどのように設定するのか。そこから実際に保有する数までどのように絞り込むのか。

・平均保有銘柄数はどの程度か、業種のウエイトはどのように決定するのか、対象銘柄の平均的規模はどの程度か。

・個別銘柄の保有ウエイトはどのように決定するのか。

・売買回転率はどの程度か。売買に関しては、どのような基準があるのか。

・ポートフォリオはどのようにメンテナンスするのか。全体のリスクとリターンをどのように管理していくのか。

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一般論としては、このような点をチェックすることになると思います。ひと言で言うと、「投資の際は主に何に注目してどのような手法をとるのか、それがなぜ市場平均や他のファンドに勝てるのか、それはどの程度有効なのか」が説得力ある形で提示されているか。

既存のファンドであれば、ポートフォリオの明細と売買履歴をチェックし、「ポートフォリオはなぜこのような構成なのか」、「なぜこのような売買が行われているのか」といった点も要チェック。

しかし、こんなことはほとんどの人には厳しいでしょう。私にも無理です。また、それがわかるような人は、そもそも投信などか買わずに個別株でアクティブ運用するでしょう。
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■誤解がないように一応申し添えますが、リテール向けアクティブ投信の存在意義を否定しているわけではありません。

「アクティブ投信を選んで管理するのが楽しくて趣味であり、手数料以上の精神的効用を感じる」というのであれば、アクティブ投信に投資するのは立派な消費活動ですので、他人がとやかく口を挟む問題ではありません。

ただ、リテール向けアクティブ投信は、医療や法律事務所とは異なり、高い金を払ったら良い結果があるというわけではないだけです。

例えば、愛育病院や日本赤十字医療センターの自由診療は、普通の病院より費用はかかるかもしれませんが、良質の医療サービスが受けられるでしょう。

また、西村あさひ法律事務所のパートナーの弁護士であれば、普通の弁護士より多額の費用はかかるが腕前は確かです。

しかし、リテール向けアクティブ投信は、インデックス投信より高い手数料を払っても、報われるとは限りません。また、企業向けのアクティブ運用サービスと比較して、手数料がかなり高いのが難点です。手数料が下がり、信託報酬が0.5%以下のアクティブ投信が出てきたら、一考に価するかもしれません。

山崎元さんの大学での講義の資料は、この点で参考になると思います。以下、山崎元さんのブログ(山崎元の「金融資産運用論」 )の資料画像へのリンクです。

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ビジネスとして運用は宗教に似ている
運用業界、2つの“不都合な真実”
アクティブ運用は、顧客のオーバーコンフィデンスを利用して儲ける
アクティブ運用は市場平均に負ける
※外国の運用も同じ
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以上の認識があり、それでもなお「アクティブ投信を選別・管理するのは楽しくて、やはり手数料以上の効用がある」と判断した場合は、立派な消費活動。他人があれこれ言うのは大きなお世話です。


■また、一部のプライベート・エクイティやヘッジファンドや証券会社の一流トレーダーなど、株式インデックス以上のパフォーマンスを継続的に出すことができる人は現実に存在します。ですので、そのような“真の強者”のファンドにアクセスできるような方は、アクティブファンドに投資して大いに構わないでしょう。

一つの目安としては、「数年前に有名になった『村上ファンド』にアクセスできたかどうか」が基準で使える気がします。村上ファンドに投資できたような方は、“真のアクティブファンド”へのアクセスが可能であり、そこへの投資で高いリターンを得ることができるかもしれません。私は縁もゆかりもありませんでした(笑)

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    2010.07.23 Fri l 投信・ETF l コメント (3) トラックバック (0) l top
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