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■少々古い話題ですが、2009年末にFT紙で「Looking back from 2019 」というコラムがありました。

2019年から過去10年を振り返ってみると、結果的に2009~2019年のリターンは、日本株が+100%、米国株が横ばい、新興国が-50%だったという内容。

The Goal

真剣にこうなると主張しているのではなく、過激な見解を提示して「さあ今後10年どうなるか考えてみよう」という趣旨だと思います。

今の世間の大方の見方とは、真逆の見方ですね。

「そうなるわけない」と思う人がほとんどでしょう。

ただ、10年先どうなるかはわかりません。

過去を振り返ってみると、1989年末、バブルの絶頂期に「10年後、日経平均は-50%、米国株は4倍になってるよ」と言ったら、狂人扱いされていたでしょう。

また、1999年末、“ニューエコノミー”論が席巻していた時期に「10年後、米国株は-50%、韓国株は+100%になるよ」と言ったら、これまた狂人扱いされていたでしょう。

現在「10年後、新興国株は-50%、日本株は+100%」と言ったら、アフォジャマイカと一笑されるでしょうが、どうなるのでしょうか。

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■「10年後・20年後の成長性を予想して投資しよう」とよく言われています。しかし、個人的には、やはりそれは誰にもわからないので、極端なポジションを取るのはリスキーかもしれないと思います。

かつて米国にもドイツにも失われた20年(1960年代半ば~1980年代半ば)がありましたが、その後両国の株価は上放たれて10倍以上になりました。

1980年にアメリカ人とドイツ人に今後20年で株価は14倍になると言っても、詐欺師扱いされたに違いありません。

2007年まで持っていれば、最終的に米国は18倍、ドイツは16倍近くまで上昇しました。

今後は日本株がチャンスと言いたいわけではまったくありません。

私自身も長い目で見れば新興国株は上がっていくと思いますし、日本株はせいぜい日経平均18,000円くらいがピークのような気がします。

言いたいのは、「未来は誰にもわからない。現在誰もが予想していることが外れたり、誰もが想像もしていなかったことが実現し得る」ということです。

新興国は経済規模が小さく、国内資本の蓄積も薄いため、新興国市場は流動性の問題を抱えがち。

ブームになって世界中の投資家が買うときは大きく株価は上昇します。しかし、市場規模が小さいため、先進国から流入した資金が流出すると、総崩れになりがちで、大きく下落することもあります。

株価の先行きをピンポイントに予想する神通力を持っている人は別として、やはり新興国株100%のようなポートフォリオには一概の危うさがあり、先進国・新興国をバランスよく組み入れたポートフォリオを持ちたいと個人的には思います。

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    2010.07.14 Wed l 資産運用の考え方 l コメント (1) トラックバック (0) l top
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