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■2010年4月の購入

なし(SBIハイブリッド預金)

3月中旬からの株価上昇で、外国株式クラスが想定資産配分を超えました。日本株式は既に超えていましたが、2010年は日本株オーバーウエイトのため、リバランスせずにバイ&ホールドの予定です。

したがって、4月は株式購入は見送りました。4月の貯蓄をどうするかについては、(1)債券クラスを購入、(2)キャッシュポジションのまま保持、の二つの選択肢がありました。

このうち、購買力平価や過去の実質為替レート平均からは、米ドル以外の外債・MMFの妙味はないと思いました。米ドルについては買えるゾーンでしたが、既に株式やMMFでたっぷり米ドル建て資産を保持しているので、80円台前半までは米ドル建て債券・MMFの購入はしない予定です。

国内債券については、低金利の状況が続いていますが、今後は大局的には金利が上昇していくと考えており、買う気が起こりませんでした。

「不景気には株式を購入し、好景気には長期の債券を購入」が私の資産運用の基本原則であり、5年以上の債券購入は、08年6月の利付国債5年(実質利回り約1.473%)が最後です。

そこで、4月の貯蓄はそのままキャッシュポジション(SBIハイブリット預金)にしました。

米国の連邦検察当局が、ゴールドマン・サックスの取引を刑事訴追するか捜査 していると報じられました。ゴールドマンサックスの株価は10%近く下落し、NYダウやS&P500も下落しました。

円陣を組んでいる場合じゃない ゴールドマンは民事訴訟を示談に持ち込むべきだ

広瀬さんも指摘しているように、仮に起訴されることがあれば、判決以前にその時点でゴールドマンサックスには致命的な影響が及ぶかもしれません。

自由主義社会の先進国の刑事事件においては、「推定無罪」が原則であり、起訴された時点では何もないのが建前ですが、世の中の視線はそう寛容ではありません。起訴された時点でアウトなのが現実でしょう。

ゴールドマンの致命的な失点は「目立ちすぎたこと、傲慢不遜に見えるところがあること」でしょうか。

例えば、公聴会において、「ゴールドマンの社員は客に勧めた証券を、内部で『くず』や『ゴミ』と呼んでいた。それを何とも思わないのか」という議員の追及に対して、ゴールドマンのCFOは「電子メールに書いていたのは不運でした」と回答しています。

これでは、司法当局が勢いづくという側面があるのかもしれません。

この点、日本の数年前のライブドアに似ているかなと思いました。ライブドアの粉飾事件では当時の社長が逮捕され、ライブドアは奈落の底へと突き落とされました。

しかし、ライブドア事件の後に発覚した日興コーディアルグループの粉飾事件においては、EB債の評価、SPCの連結除外などデリバティブを駆使して架空益が計上されており、悪質性の高い粉飾事件でありながら、逮捕者が1人たりとも出ませんでしたし、上場廃止にもなりませんでした。

良いか悪いかは別として、同じような行為でも社会的制裁はまるで異なるという非対称性が社会の現実だと思いますので、目立ちすぎて、傲慢不遜な振る舞い・発言をみせ、検察に目をつけられると、リスキーだと思いました。

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■ユーロ加入にあたり、国の経済データを偽装粉飾していたのがギリシャですが、こちらも誰も何も責任を取らないで、欧州諸国やIMFからの救済を受ける予定となっているようです。

今となってみると、ギリシャ国債の利率がドイツ国債と同じくらいだったのは、“逆バブル”でしたね。しかし、バブルの最中にそれに気づくのは本当に難しい。なにせ国のデータを粉飾していたわけですから、それに基づいて分析していても気づきようがないかもしれません。

ギリシャ国債も債券投信も持っていなかったので、ダメージはありませんでしたが、今後気になるのはユーロの動向です。

こんな報道もありました。

投機マネーがユーロ相場に集中砲火、過剰流動性もとに大相場を目論む

ギリシャ、返済不能に陥った場合の選択肢

何度か述べましたが、個人的には1ユーロ100円割れがあれば、積極的にユーロ建て資産を購入予定です。

今の日本国債の利回りは、2年前までのギリシャ同様の“逆バブル”なのでしょうか。金利予測は非常に難しいですが、ここで資産の大きな割合で長期債の一気買いをするのはリスキーなような気がします。

ただ、財政危機を過剰に意識して極端なポジションをとるのもリスキーだと思います。

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    2010.05.02 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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