TOP > マーケット雑感・運用状況 > ご覧のページ

■ファンダメンタル ・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2010/3/1910,8251.3631.821.37%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
948.931.2632.341.71%11.41 0.82

先週はTOPIXが堅調でした。株価にとって最も重要と思われる利益の観点からは、TOPIXと日経平均はほぼ同じ状況ですが、PBRなどの「アンカー的指標」からはTOPIXに強みがあります。

TOPIXは日経平均に比べるとハイテク製造業の影響が小さく、「利益の回復が遅れている非製造業の利益回復があるかどうか」が今後の日経平均とTOPIXの力学を左右するような気がします。

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,741.981,159.90
予想PER(2010年)13.3214.84
EPS806.7178.16
10年国債利回り3.67%3.67%
リスクプレミアム5%12,4651,208
リスクプレミアム6%10,7961,046
リスクプレミアム7%9,522923

「S&P500が900近辺まで下落すればまとまった金額を買おう」という私の淡い企みは、木っ端微塵に打ち砕かれ、米国株式は堅調な展開となっています。

スポンサーリンク

■市場概況

シカゴ日経平均先物6月限(円建て)の終値は 10705 (大証終値比‐45)。週明けは下落からスタートか。

大きな注目を集めた、米国の医療保険改革法案に関する下院の投票が行われ、去年の12月に上院で可決されていた案が、賛成219、反対212の7票差で可決しました(可決ライン216)。

※米国の議会は党議拘束が非常に緩く、与党の議員が反対したり、野党の議員が賛成したりするのは、日本や英国では考えられない程よくあります。

この法案については、広瀬さんのサイトで詳しく書かれています。

下院を通過した米国の医療保険改革法案とは?

この法案の影響については様々な意見が出ています。 「先進国で唯一、国民全員が保険に加入する制度がなく、世界でも最も医療コストが高い」(ポール・クルーグマン)などの賛成意見がある一方、「財政赤字の拡大につながる」という批判もあります。

感想は「よく通ったな」です。アメリカで公的医療保険制度が実現するのは、例えると日本でベーシックインカム が実現するのと同じくらいのインパクトがあるような気がします。

今回の法案は公的医療保険制度からは大幅に後退していますが、それでも大きなインパクトがある法案でしょう。医療保険改革を最初に提唱したのは、共和党のセオドア・ルーズベルト大統領(1901年就任)らしく、それから100年以上の年月を経て、実現することとなりました。

アメリカでは不可能と思われた事実上の公的皆保険制度が誕生したことですし、個人的に日本で実現してほしい制度がベーシック・インカムです。

ベーシック・インカムについては賛否両論ありますが、個人的には、著名ブログで述べられていることに共感します。

山崎元さん

「ベーシック・インカム」を支持します

ベーシックインカムに関する補足

ホリエモン

ベーシックインカムの話

続・働かなくてもいいんじゃないか。

藤沢数希さん

ベーシックインカムの財源

藤沢数希さんのブログの記述を引用します。

以下、金融日記から引用

----------

ベーシックインカムの最大のメリットは劇的に政府を小さく出来ること 生活保護のように行政が恣意的に支給する人と支給しない人を決める必要もなくなる。 年金や失業保険等もベーシックインカムに統合できるので、大幅に行政のスリム化が進む。 とにかく政治が補助金を出すかどうかの審査をする必要がなくなるのがベーシックインカムのすばらしいところだ。 悪い政治家や官僚の力の源泉は全てこのようにお金を与えるか与えないかを巧妙に決定する権力を持っていることにあるのだから。

(中略)

しかし、このベーシックインカムと言う仕組みを導入すると、政治家や官僚や公務員の多くがいらなくなってしまうため、今のところどの先進国でも導入されたことがない。 政治家や官僚や公務員が国の行政を担っているのであり、その人たちが自分で自分達を首にして、さらに自分達の権限を大幅に減らすようなシステムを導入する分けがないのである。

ベーシックインカムはなかなかいい仕組みだと思うけど、実現するためには政治的なハードルが高すぎるだろう。 ----------

引用終了

実現したらいいなあ。まず無理でしょうが。。

米国の話に戻ると、100年実現しなかった制度をオバマ大統領が実現させたことから、ホワイトハウスが勢いづき、ボルカー・ルール(新金融規制案)の実現も進み、金融機関の株価にはマイナスではないかという意見も出ています。

この点については、米政府が今月上旬に固めた骨格においては、預金を取り扱う商業銀行に自己勘定での高リスク取引を禁じる措置に関連し、証券会社など銀行以外の金融機関にも新たな資本規制をかける案を提示しました。導入は2年後が想定されています。

しかし、このように具体化してきた新金融規制案を前にしても、シティグループのパンディットCEOは、今月中旬に中核部門「シティコープ」の利益率が今後数年間で改善し、総資産は5%増加し、純利益は181~217億ドル(約2兆円)になる見通しを述べています。

私自身は、大局的な観点から、今後も現在のアセット・ミックスを維持していくスタンスです。

スポンサーリンク

Google+で売買報告や限定投稿を配信しています!


関連記事

    2010.03.22 Mon l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top
    トラックバック
    トラックバック URL
    http://thegoalnext.blog.fc2.com/tb.php/269-e21991b4
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)