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■新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始の電車の移動時間に、「誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか」という本を読みました。

人はしばしば目先の誘惑(望ましくない選択)に負けてしまうことがあります。しかも、その誘惑に負けたら自分が何を失うか、どういう結果を招くかを十分に承知しているにもかかわらず、同じ誘惑に繰り返し負ける場合があります。飲みすぎたらダメなのに、飲みすぎてしまいます・・・。

同書では、これを「双曲割引」という概念で説明しています。

双曲割引とは、一言で言うと、遠い将来の長期的報酬による効用(幸福度)が、短期的誘惑による効用以上に大きい場合でも、遠い将来の長期的見返りの割引現在価値より、短期的誘惑の割引現在価値の方を高く感じる人の考え方です。

つまり、人は、しばしば長期的見返り(資産形成、健康など)よりも、短期的報酬(浪費、ドラッグ、暴飲暴食、タバコなど)の効用を重視し、短期的誘惑に流されてしまう傾向があるそうです。

もう少し具体的にいうと、同じ1万円を1年後にもらうのと、今すぐにもらうのでは、人がより嬉しいのは今すぐの方です。甘いもの、お酒、タバコ、異性との交流、休暇、平穏なども同様。

これらが人にとって持つ価値は、それがいつもらえるかという時間に応じて目減りします。そして、既存の理論では、一定時間ごとに一定割合ずつ目減りすると想定されていました。

例えば、ノーリスクで1%の利率がある状況では、1年後の100万の割引現在価値は990,099円であり、2年後の100万は980,296円、10年後の100万は905,287円です。

1年後も2年後も10年後も、割引率は同じ1%で計算されます。これが既存の理論です。

しかし、本書で明らかにされた研究によると、どうも人はそのような価値評価はしてなく、すぐそこに迫った目先ではその割引率は大きく、ずっと先だとあまり割り引きかれないそうです。

例えば、今すぐ1万円もらえるのと、3年後に2万円もらえるのでは、今すぐに1万円もらう人も多いそうですが、10年後に1万もらうのと、13年後に2万円もらうのでは、ほとんどの人が13年後を選択するそうです。

これが双曲割引であり、この歪んだ割引現在価値の判断により、小さい短期的な誘惑は近くに来ると大きく感じ、遠くにあるそれ以上の長期的な見返りよりも、一時的に魅力的に感じてしまうそうです。

したがって、人が何らかの決意(貯金する、酒を飲みすぎない、禁煙するなど)をしても、いざ誘惑が目の前に来ると、その判断が一時的にひっくり返ってしまうという現象が起こるそうです。

こうした双曲割引よりも、一貫性ある割引率を適用するのが、客観的に合理的でしょう。とっさの誘惑への魅了を抑えて、一貫性のある合理的選択をできるようになればいいですね。

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■では人がこの双曲割引に対抗して合理的判断をできる手法はないのか?というと、あります!同書では、次の3点が挙げられています。

(1)物理的遮断

(2)社会的追い込み

(3)多くの長期的な見返りをグルーピング

以下、順に述べます。

(1)物理的遮断

物理的にある行為が不可能な状況にすることです。

例えば、浪費防止であれば、財布にクレジットカードやお金をいれなかったり、そもそも自分ガお金を使ってしまうところ(デパートなど)に出かけないなどです。禁煙であれば、タバコを吸いたくなるような場所に行くのを回避したり、断酒であれば、家にお酒を置かないなどです。

また、それらに関する情報を一切入れないように、情報封鎖するのも有効かもしれません。

(2)社会的追い込み

例えば、周囲に来年までに5kgやせるとか、禁煙するとかを宣言し、自分を追い込むこと。自分の心の外に拘束性や社会的影響を設定することで、ハードルを上げて、誘惑への対抗力が増す場合もあるそうです。

(3)多くの長期的な見返りをグルーピング

これが一番有効なようです。例えば、「今ゲームをして楽しむか、宿題をして明日怒られないようにするか」という比較ではなく、「ゲームをして楽しむか、常に宿題をして中長期的に成績を上げて年収1200万の医者になるか」という比較にすることです。

薬物中毒の問題であれば、「この1回ドラッグをやって快楽を得るか、それを我慢するか」という選択ではなく、「人間やめますか、ドラッグやめますか」という問題設定に持ち込むという方法です。

■私自身の問題では、お酒があります(/ω\)

お酒が大好きでして、原則として毎日飲んでいるのですが、タバコをやめて以降、酒量が増加傾向にあり、体重も増加してしまいました(〃∇〃)

まさにお酒の問題については、双曲割引がこれ以上ない形で機能しており、目先のお酒と将来の体重維持では、前者をとってしまっています(*´д`*)ハァハァ

しかしこれはよくないと思ってますので、改善します!あんまりぎつぎつにしてもストレスがたまってしまいますので、ゆるい目標からスタートし、徐々に改善していきます。

ビールでいうと、1日大瓶1本以下であれば、害はなくむしろストレス解消効果などがあり良いとされていますので、一日缶ビール1本以下に抑えたいと思っています。

また、飲み会に行くとかなり飲むので、飲み会の翌日は必ず休肝日にしようと思ってます。

2010年の目標の一つを、「飲み会の翌日は完全休肝日&飲み会以外では、1日缶ビール1本」として、遵守するようしたいと思います。

新年早々、年度目標を設定できました。今年もよろしくお願いします。

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    2010.01.01 Fri l ブログ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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