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アイドルファンド、映画ファンド、ゲームファンドなどの金融商品で注目を集めた「JDC信託(旧ジャパン・デジタル・コンテンツ信託)」が、信託業務の免許を取り消され、先月上場廃止となったというニュースを見かけました。

以下、livedoorニュースから引用

-----  鳴り物入りで登場してきたJDC信託だが、実情はまったく違っていたようだ。「アイドルファンド」はトータルでみればマイナスの運用成績。映画も、映画配給会社のシネカノンが制作、配給する20作品を投資対象にした「シネマ信託」のなかにたまたま人気映画の「フラガール」があったというだけ。フラガールの興行成績が伸びても、JDC信託の収入はあまり増えなかった。

 その後手掛けたアニメやゲームなどのコンテンツビジネスも軒並み「失敗続き」(金融関係者)で、じり貧の展開となっていた。

 ベトナムやドバイの株式や未公開株ファンドなどにも着手したが、担当者が資金8800万円を着服し、ファンド自体が中止に。振るわない業績に対し、「不正な循環取引などで業績を水増ししていた」(金融関係者)という。

-----

引用終了

JDC信託は、「新人グラビア・アイドルファンド1号」、「シネマ信託~シネカノン・ファンド第1号~」などの新種のファンドを次々にリリースし、話題を集めましたね。

JDC信託は、当初はトヨタ自動車やNTTデータが大株主となっていたことから、一定の信用があり、ラブホテルファンドほどにはリスクは高くないと謳われました。

アイドルファンドについては、運用結果について貸借対照表と損益計算書も開示され、情報の透明性があるとされましたが、それでもこの顛末に終わりました。

詳しくは知りませんが、多くのファンドが元本割れに終わったのではないでしょうか。

JDC信託は一応は上場企業だったこともありまだマシですが、このような新種の金融商品の中には、悪質な商品が多々紛れており、要注意です。

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「ファンド」という名称の使用については、(自分が知る限り)法律上の制限はないと思いますので、ファンドという名称でお金を集めて、実際には投資しないという悪質な商品もあります(単なるマルチ商法)。

悪質なファンドの中には、有名人や政治家をPRに使ったり、自ら大金をはたいて新聞やマネー雑誌に広告を出しておきながら、「日本経済新聞に掲載されました!」、「日経マネーに掲載されました!」などとして宣伝するものもあると言われています。要注意。

また、こうしたファンドは匿名組合や任意組合の形式で組成されるものが多く、マーケットがないので、投資したが、中途で換金しようとしても、売れないケースが多いと思われます。

このような、有価証券以外の新種の金融商品には、「手を出さない」が正解な気がします。新種の金融商品を扱う業者は、「申し込みは今だけ」、「あと何口で出資は締め切る」などとしてプレミアム感を出し、焦らせますが、金融商品を買わなかったとしても、何の損失もありません。

「触らぬ押尾学にたたりなし」ではないでしょうか。

もし投資する場合は、法律や契約書や商品の中身などを隅々まで調べた方がいいでしょう。

「トヨタ自動車やNTTデータクラスの超優良企業が出資している」、「上場している」程度の事実では、何の信用にもならないことが、今回のJDC信託の件でこれ以上ない形で証明されました。

この点について、ジョン太郎さんのブログ で、非常に参考になる記述があります。リンク先の下の方にある「◆ルールがきちんと整備されている・情報開示のレベルが高い」のところです。

本当に優良な投資案件は、大きなコストをかけてファンドを作り個人から小口の資金を集めるまでもなく、大口の出資者が集まる」という当たり前の経済原則は常に意識したいと思います。

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    2009.12.07 Mon l 定期預金・その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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