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■ファンダメンタル

<株式>

・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/11/209,4971.1732.211.30%

・TOPIX
TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
838.711.1032.641.90%11.32 0.77
大型増資による希薄化懸念はありますが、TOPIXの配当利回りは、長期国債の金利を0.6%上回っています。長期的観点からは割安ゾーンが継続と判断。
株価の底値圏においては、予想配当利回りが、長期国債の利回りを上回る現象が発生しています。2003年、2008年後半~2009年上期に発生しましたが、再度発生しました。
引き続き、TOPIX連動投信(ETF)を定期的に購入します。

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,318.161,091.38
予想PER12.9514.78
EPS796.77 73.86
10年国債利回り3.37%3.37%
リスクプレミアム5%11,1131,030
リスクプレミアム6%9,752904
リスクプレミアム7%8,689805

NYダウのファンダメンタル上のレンジ(割安~普通)は、8,689~11,113

S&P500は、805~1,030

標準的な株価水準であり、割高感はありません。引き続き、外国株投信(ETF)を購入します。

<為替>

・購買力平価
 ドル円ユーロ円
消費者物価指数138.58102.88
企業物価108.52103.72
市場相場88.86132.62
輸出物価75.3299.42
購買力平価からは、ドル円は75~108円のスパン。ドル円85円割れで、ドル建てMMFを購入します。以降5円円高になるごとに買い増します。
ユーロ円は割高ゾーンが継続。名目120円が過去のインフレ率換算後の実質相場の平均であり、ユーロ円120円割れでユーロ建てMMFを購入予定。以降、5円円高になるごとに買い増します。
※中長期的な話であり、短期売買とは無関係です。

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■今後の市場

<株式>

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)の終値は、9470(大証終値比-20)

先週の東証は、騰落レシオ、RSI、乖離率、ボリンジャーバンドなど様々なテクニカル指標で「売られすぎ」のゾーンに突入しました。200日移動平均線を割り込み、13週移動平均線と26週移動平均線がデットクロス。

「テクニカル崩壊」とも表現できるような状況となりました。

日本株が軟調な理由は大型増資が大きいでしょうが、以下2点による国内勢の売りも大きいような気がします。

①大和総研によると、株式の持ち合い解消の動きが出てきているようです。持ち合い株の評価損益を業績に反映させるIFRS(国際会計基準)の導入に向けた動きのようです。今後もこの動きは続く見込みらしい。

②ソルベンシーマージン比率の規制強化に伴い、リスク性資産のリスクを、これまで以上に厳しく見積もる必要が出てきているようです。大手生保や損保が保有株式を圧縮する動きを見せているようです。

しかし、国内勢の売りの一方で、外国人は7週連続で買い越しています。

また、現在のTS倍率(TOPIX÷S&P500 )は0.77倍であり、これは1955年7月の0.74倍以来となる低水準です。日本株式は、米国株式に対して、戦後間もない昭和30年、日本が新興国だった時以来の軟調局面です。

いくらなんでも「売られすぎ」という状況ではないでしょうか。仮に大型増資で30%希薄化したとしても、やがてPBR2倍まで株価が上昇するとなれば、TOPIXは1173までの上昇余地があります。

TOPIXの終値(838.71)は、週足の移動平均-2σ(850.17)を下抜けました。下抜けたのは2008年9~11月以来のこと。その前は、2008年3月でした。

もちろん、今後もずるずると下降する可能性もあります。しかし、5年以上の長期投資であれば、数ヶ月~1年に一度の買いチャンスだと思っています。

月足の移動平均-2σは、771.61。根拠はありませんが、当面の下値目途はここら辺のような気がします。先週、TOPIX835でETFを購入しました。今後は、30円下落するごとに買い増します。

○好材料・楽観論

①エコポイント制度を2010年末まで、エコカーの「新車購入補助金制度」を2010年9月末まで延長することが閣僚から表明されました。

②日本の2009年7-9月期の実質GDPは、前期比1.2%増となり、事前予想(0.7%増)を上回り、2四半期連続のプラス成長となりました。前期比年率は4.8%増の大幅プラスです。

③米国の鉱工業生産指数(10月)は前月比+0.1%となり、4ヶ月連続の上昇でした。ただし、上昇率は市場予想の+0.4%を下回りました。

④日銀が景気の現状について、「持ち直しつつある」から、「持ち直している」に判断を引き上げました。マイナス圏内で推移している消費者物価(除く生鮮食品)に関しては、「下落幅が縮小していく」との見通しを据え置きました。

○悪材料・慎重論

①日本政府が月例経済報告で、日本経済がデフレ状況にあることを宣言しました。これは2006年6月以来です。これについては、市場参加者の受け止めは交錯しているようです。

②アメリカの住宅着工件数(10月)は、年率換算52.9万戸となり、市場予想(60万戸)を大きく下回る水準まで減少しました。米国議会は、今月初回住宅購入者への税優遇措置を来年4月末まで延長する法案を成立させており、今後は回復するかもしれません。

<為替>

①ドル

バーナンキFRB議長が、ドルキャリー取引の拡大を牽制する異例の発言をしました。「ドルの価値低下を緊密に監視している」

しかし、ドルは一時的に買い戻されたにとどまり、ドル安の流れは継続しました。短期的なドル安トレンドは相当強いと思われ、ドル円も円高傾向となるかもしれません。

米中首脳会談では、オバマ米大統領は「中国人民元相場を市場原理に近づけるとの中国の意向を歓迎」とコメントしたが、胡錦濤中国国家主席からは、中国人民元に関するコメントがありませんでした。

市場参加者の間では、「人民元の柔軟性に向けた動きが始まる可能性が高い」という見方が多いようです。2010年の上海万博が終わった後には、人民元切り上げに踏み切る時期が来るかもしれません。

②ユーロ ドルの受け皿としてユーロは上昇してきました。各国の中央銀行、特に中国人民銀行による自国通貨の上昇抑制の動きに影響を受けてきたといわれています。為替介入が少なくなればユーロの上昇は止まり、相場反転の可能性もあるでしょう。当面は揉み合いか。

③豪ドル

先週は、豪準備銀行(RBA)が、将来の利上げペースは「依然として未定」との認識を示したことで早期の利上げ観測が後退し、豪ドルは利益確定の売りに押されました。短期的には豪ドルにポジション調整の売り圧力が強まるかもしれませんが、いずれ反転するような気がします。

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    2009.11.23 Mon l マーケット雑感・運用状況 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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