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「三井住友銀行と日興コーディアル証券から、世界の動きを捉えた資産運用の新しい力。」というキャッチフレーズの投信が、新たに売り出されています。

SMBC・日興ニューワールド株式ファンドと、SMBC・日興ニューワールド債券ファンドです。

三井住友銀行の日興買収後、リテール向けに大々的に売り出すオリジナル投信第一号となりました。この商品内容がどのようなものかによって、両社のリテールビジネスへの姿勢が垣間見れます。

■SMBC・日興ニューワールド株式ファンド

・・・主要投資対象は外国投資信託(ニューワールド・エクイティ・ファンドです。

したがって、信託報酬が2重にかかることになり高コスト。このファンドの信託報酬は年率1.89975%ですが、このファンドが投資対象とする投資信託の信託報酬は0.75%であり、1.14975%が上乗せされています。

また、申込手数料も3.675%と高いです。

問題は、主要な投資対象である「ニューワールド・エクイティ・ファンド」がどの程度のものかでしょうが、ざっくりググッたところ、このファンドに関する情報が出てきません・・・。

リーフレットによると、その中身は、「エネルギー」「食糧・農業」「水」「貴金属」「代替エネルギー」「ベースメタル(鉄・銅等基本的な金属)」「インフラ」分野の世界株式のようです。

哀れなことに、外国のファンドマネージャーには、毎年サルやオウムと運用成績を競争させられて敗北している人がいます。また、インデックスに対しては60~70%が勝てません。このファンドのマネージャーは大丈夫でしょうか。

この高コストアクティブ投信が、STAMグローバル株式+STAM新興国株式のパフォーマンスを上回る可能性もなくはないでしょうが。。。

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■SMBC・日興ニューワールド債券ファンド

・・・これも、主要投資対象は外国投資信託(GS・エマージング・マーケット・ボンド・プラス・サブ・トラスト)です。

このファンドの信託報酬は年率1.74475%ですが、このファンドが投資対象とする投資信託の信託報酬は0.7%であり、1.04475%が上乗せされています。

また、申込手数料は3.675%であり、しかも毎月分配型・・・。

その外国投資信託の中身は、新興国の国債・社債。リーフレットをみると、投資不適格(BB以下)の債券の割合が35.2%もあります。大丈夫か?運用者が厳選しているとは思いますが。

最近流行の通貨選択型で、ブラジルレアル、南アフリカランド、中国元、豪ドル、円建てから選択します。

為替ヘッジを活用し、「米ドルと各コースの通貨の金利差に相当する収益(ヘッジプレミアム)」の獲得を追求』することになりますが、『このヘッジにより上記の通貨建て資産を所有するのと同様の為替変動の影響を受ける』ことになります。

経済理論上、高金利通貨は為替安 となります。短中期的には高金利通貨ブームによって上昇する局面がありますが、その後急落する歴史が繰り返されてきました。

新興国の債券の高利率は、主にインフレ率が高いことの影響が大きいと思われますが、高インフレの通貨もまた、経済理論上は為替安 となります。

為替の影響は金利差よりはるかに高いと思われ、新興国の債券は、長期投資だと、やがて高金利通貨の下落が発生することで為替損になる恐れが高いと思われます。

この商品は長期投資には向いてなく、儲けるためには、高金利通貨ブームによる高金利通貨高の流れに上手く乗り、上手く売り抜けることが重要かと思います。 それにしても、債券ファンドで年率1.74475%のコストは高すぎる・・・(*´д`*)ハァハァ

個人的には、新興国債券への投資を考えているのであれば、STAM新興国債券インデックスオープンの方がいいと思います。

やはり大手銀行と大手証券のリテールビジネスは、このような方向なんでしょうか・・・。個人的には、上記の株式ファンドも債券ファンドも買えません。

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    2009.10.03 Sat l 投信・ETF l コメント (0) トラックバック (0) l top
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