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橘玲氏の著書「臆病者のための株入門」を図書館で借りて読みました。橘玲氏のシニカルでブラックユーモアに満ちた文書に、少しはまり気味です(*´д`*)ハァハァ

以下、中心部分・面白かったところの要約です。

以下、青字部分は「臆病者のための株入門」から引用

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・現在価値は、割引率が高いほど安くなり、割引率が低いほど高くなる。

・債権投資は金利を予想するゲーム、株式投資は一株利益を予想するゲーム。

・長期投資ほどリスクが大きい。

・長期投資が大きな富を生むのは期待リターンがプラスのときだけ。

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新書でページ数が少ないので、これらの投資のセオリーを、わかりやすく噛み砕いて結論だけ述べていました。

現在価値の概念は覚えておいた方がいいかもしれません。株式、債券、不動産など全ての投資の基礎のような気もします。

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あなたの周りにも非常識な人が何人かいるに違いない。日々をストレスなくすごす一番の秘訣は、彼らとの遭遇を極力回避することである。

同様に、世の中には金融リテラシーの欠落している人が一定数存在する。金融機関の収益機会は、彼らといかに遭遇するかにかかっている。

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金融機関は、いかに個人から諸々の手数料を巻き上げようかと、様々な策を繰り広げていますよね。変額年金、仕組み債、仕組み預金、毎月分配型投信、個人向けヘッジファンド・・・。金融リテラシーは大事。

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(毎月分配型投資信託について)分配金の多寡と頻度を競うファンドは、必然的に運用収益を引き下げ、余分な税金を払うことになる。

周知のように、日本は過大な財政赤字に喘いでいる。それを少しでも助けようと、せっせと税金を払っている気高い投資家がいるのは素晴らしいことである。私たち日本国民はその愛国心に感謝の心を忘れていはいけない。

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毎月分配型投信が売れに売れていますが、いいこともあるかもしれません。売れれば売れるほど、消費税を増税しなくても済むようになるかも!

漫画・「賭博破戒録カイジ」の中に、「世の中は利用する側とされる側・・・・その2種類しかいないのだ・・・・!問題は その当たり前に・・・・・・・・いつ気が付くかだ・・・・!」旨のセリフがあったような気がしますが、それが思い浮かびました。

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株式投資の代表的な手法のメリットとデメリットをまとめておこう。

①トレーディング(デイトレを含む)

メリット :ゲーム性が高く、一度ハマるとやみつきになる。

デメリット:ゼロサムゲームなので、初心者の大半は敗退していく。

②個別株長期投資(バフェット流投資法)

メリット :資本主義の原理に忠実なので、最も大きな利益が期待できる。

デメリット:企業調査に時間と努力が必要。

③インデックス投資

メリット :あまりにも簡単で考える必要がない。

デメリット:平均的にしか儲からない。

どの投資手法にも一長一短があるのだが、それぞれの派閥に原理主義者がいて、互いに罵り合っている。

トレーディング派は個別株長期投資派を鈍重とあざけり(企業研究なんていくらやったって、株価はそんなことで動いてるんじゃないよ)、インデックス派の低いパフォーマンスをバカにする(1年で資金が倍にならなきゃ投資じゃない)。

長期投資派はトレーディング派をギャンブル中毒と蔑み(一度医者に見てもらった方がいいんじゃないの?)、インデックス派をことなかれ主義者と哀れむ(平均点で満足なら人生の楽しみはどこにあるの?)。

それに対してインデックス派は、デイトレーダーやバフェット崇拝者を数学と統計学がわからない無知蒙昧の輩と決めつけている(これだからバカと付き合うのは疲れるよ)。

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人それぞれにスタイルがあり、自分が最も得意とする手法で臨むのがいいでしょう。個別株を利用したアクティブ運用は、インデックスに大きく超過する可能性があります。

ただ、上記に出てきたような「金融リテラシーの欠落している人」にならないように、注意することは有意義でしょう。

アクティブ投信とインデックス投信を選ぶと、インデックス投信が望ましいと思います。

①日米の研究において、アクティブ運用の60%~70%は市場平均に負けている。

②にもかかわらず、アクティブ投信は、インデックス運用より高コスト。

では、30~40%のインデックスに勝つファンドを選べばいいかというと、事前にそれを見抜くのは難しいです。過去のリターンがよかったアクティブファンドも、将来のリターンもいいとは言えません。諸々の研究で、過去のリターンと将来のリターンの間には、安定した相関性がないことが実証されています。

インデックス運用では、注意すべきは経済全体の動向とPBR・PERだけになるような気がしており、やりやすい側面もある気がします。

不況で世の中が暗い時に、株式をコツコツ買い、好況で世の中が明るい時に利益確定すればよい。一言で言うと、2002~2003年や2008~2009年のような状況で買い、1999~2000年や2006~2007年のような状況で売ればいい訳です。

全部売るのは難しいので、買値元本相当を売るというのも一案。そうしたら、もう元は取っているので、残りの含み益部分は、本当に何の気兼ねもなくホールドできます。

日経平均(TOPIX)の平均PBRが1倍を割れ、予想配当利回りが長期国債の利回りを上回る現象が発生したら、インデックス連動ETF(投信)を購入し、PBR2.0倍・PER20倍を超えたら、売ればいいかと思います。

現在は、まだまだ景気の2番底だ、金融機関の不良債権増大が懸念される等の悲観論があります。このような悲観論があるうちが、買いどころのような気がします。悲観論がなくなり、楽観論一色になった時は売るときなので。

もちろん短期的には、再度日経平均7000~8000円台まで調整する可能性もあるかもしれませんので、そのような場合に買い増すキャッシュはキープしています。

インデックス運用を行うにしても、各アセットクラスの割合をどうするか、ポートフォリオのメンテナンスをどうするか、債券についてもインデックス運用を行うか・それとも国債等を使うかなど、多様な選択肢があり、「考える必要がない」訳ではありません。

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    2009.09.16 Wed l 資産運用の考え方 l コメント (4) トラックバック (0) l top
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