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■海外債券の代表的インデックス・シティグループ世界国債インデックスに連動するETFが、9/30に東証に上場するようです。

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銘柄名:上場インデックスファンド海外債券(1677)

インデックス:シティグループ世界国債インデックス

信託報酬:0.2625%

分配金:毎月分配型

管理会社:日興アセットマネジメント

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対象とする指標は、先進国の国債を幅広くカバーしている海外債券の代表的インデックスであり、海外債券の投資対象として、有力ではないでしょうか。

The Goal

7月末時点では、平均残存年数が8.39年、平均クーポンが4.18%

類似商品の中では、信託報酬は最低水準であり、素晴らしいですね。また、この指標に連動する国内ETFは初。

※既存の低コスト投信・・・三菱UFJ世界国債インデックスファンド(信託報酬0.6615%)、STAMグローバル債券インデックスファンド(0.672%)、年金積立インデックスファンド海外債券(0.7035%)。全てノーロード。

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■ETF固有のメリットとしては、以下の点があるかと思います。

①ETFは市場で売買できるので、投信にある信託財産留保額が不要であること、②信用取引で空売りができるので、金利上昇(債券価格の下落)・円高などで基準価格が下落する局面では、空売りで利益を上げることができる。

■デメリットですが、法令とETFの運用方針上、債券の配当を内部で再投資することができないと思われ、毎月分配型投信で該当する欠点(※)は当てはまりません。

※毎月分配金を受け取ることによって、毎月税金を支払うことになり、複利効果(課税繰り延べ効果)が薄れパフォーマンスが下がる。

国内ETFは、「ETFの収益の分配については、決算期間中に発生した配当や受取利息などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配するものと法令等で定められています。

配当受け取りから分配までの間は、基本的にはキャッシュで保管されますが、運用会社によっては、価格を指数に連動させるため一時的に現物や先物で運用場合があります。

残るデメリットは、①流動性リスク(出来高が少ない場合)、基準価額と取引所価格の乖離リスク、②毎月の分配金支払いに伴う作業コストの増加、③税金のコストか。

①と②については、上場後しばらく様子を見て、問題ないか確認すればよいかと思います。出来高は1万以上はほしいです。

③については、新ETFの分配金は、「信託財産から生ずる配当等収益から諸経費などを控除した全額を、毎決算時に分配することを原則」とされています。

東証のパンフレットでは、シティグループ世界国債インデックスの平均クーポンは、4.18%。

ここから信託報酬(0.2625%)を引くと3.9715%となりますが、これに2011/12/31までは10%、それ以降は20%(予定)が課税されることになります。

すなわち、税コストは、現在は0.39715%となります。

これに対し、既存の3つの低コスト投信は、概ね「①分配対象額は、経費控除後の配当収益・売買益・評価益等であり、②分配金額は、委託者が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定する」とされています。

投信の場合、分配金が少ない方が、内部再投資された額の複利効果分、パフォーマンスが良いので、既存投信が新ETFより分配金を抑えた場合、課税コストについては、投信が有利になります。

既存投信では、STAMが分配金0円を続けており、三菱と年金積立は10円です。

課税コストに関して、このETFと既存投信のどちらが有利かは、微妙です。

例えば、単純に1万円を投資し、4.18%のクーポンを原資に分配金が支払われたケースを考えて見ます。投信は、分配金が0円と仮定してみます。

 ETF投信(STAM)
債券配当約418円約418円
信託報酬約26円約67円
分配金原資約392円約351円
分配金約392円0円
分配金への課税額約39円0円
分配金内部再投資-約351円(※)
将来の売却課税額-約35円
課税後のリターン353円316円+α
※内部再投資された配当額であり、これの複利効果分、ETFより投信が有利。

税金は10%で計算(2011年末まで)

418円の配当収入に対し、ETFの場合、課税後のリターンが353円となり、投信の場合、316円+複利効果となります。

■まとめますと、新ETFと既存低コスト投信のどちらが有利かは、配当金額、投信の分配金額、税制など複数の不確定要素に依存しており、事前にはっきりと判断するのは難しいように思います・・・。

事前にはっきり判別がつかないのであれば、信託報酬が安いという確実な事実に重きを置いて、ETFを購入するという考え方もありですし、投信の方を好む方もいらっしゃるでしょう。

他の株式や投信の売却損失がある場合、来年から損益通算ができますので、そういう場合はETFで分配金を早めに受け取って相殺した方が有利になるケースもあるかもしれません。

ETFの場合、配当等収益-経費の全額を、毎決算時に分配するので、価格の変動は、ほぼ債券価格(金利に大きな影響)と為替レートに依拠することになるかと思われます。

いずれにせよ、グローバルソブリンよりは、はるかに両者が優れているのは間違いないでしょう(^^)

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    2009.09.11 Fri l 投信・ETF l コメント (0) トラックバック (0) l top
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