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「現在バンクローンファンドを買うのはどうか?」というご質問を頂きました。バンクローンとは、その名の通り銀行等の金融機関が、資金調達を必要とする企業等に対して行う融資ですね。バンクローン投資について簡単にまとめて、バンクローンファンドを買う時期として望ましいか否かについて述べます。

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バンクローンファンドとは

バンクローンファンドとは、主にバンクローンを対象に投資する投資信託です。DIAMアセットマネジメント、三菱UFJ、三井住友、新光などの投信会社がバンクローンファンドを取り扱っており、各証券会社が販売しています。

為替ヘッジありのタイプとなしのタイプがあります。

米国では、銀行が企業に融資して得た債権をバンクローン市場に転売しており、市場で売買されています。バンクローンの流通市場は2005年以降拡大傾向となっています。リーマン・ショック後の一時期は減少しましたが、その後は再び市場規模が大きくなっており、米国リート市場を既に上回っています。

バンクローンは投資適格未満(BB以下)の企業への融資が多く、融資対象企業の信用リスクはハイイールド債と似ています。もっとも、銀行から企業への融資は有担保で行われることが多いため、デフォルトの際は担保を処分して一定程度資金回収できることが、ハイイールド債よりは期待できます。

バンクローンは変動金利で貸付が行われていることが多いため、金利上昇への耐性が債券よりは高いです。


今はバンクローンファンドの買い時か?

バンクローン投信は金利が高いのが魅力ですが、信用リスク、流動性リスクがあります。融資対象企業の信用力の悪化や債務不履行があった場合、基準価格が下落します。

バンクローンは市場における流動性が債券市場や株式市場と比較すると低いため、金融危機的な状況では、流動性が凍りついて、致命的な程に安値で売却せざるを得なくなる可能性があります。

現在はクレジット・スプレッドがかなり低下している状況であり、ハイイールド債同様に信用スプレッドに対する妙味は小さいと思います。

バンクローンファンドは金利上昇への耐性がハイイールド債よりは高いので、テーパリングや利上げが視野に入っている現在においては、ハイイールド債よりはバンクローンファンドが魅力的です。

ただし、為替ヘッジつきの場合、米国で金利が上昇して日米で金利差が開くと、為替ヘッジのコストが上昇し、基準価格には悪影響が出ます。

今からバンクローンファンドに投資する場合は、為替ヘッジ付の場合は数ヶ月~1年程度のスパンが望ましいと思います。世界的に何らかのショックが発生しない限りは、2~4%程度のリターンを獲得できる可能性があります。米国の利上げ前に利益確定するイメージです。

為替ヘッジなしの場合は、信用スプレッドはかなり低下して高値圏なので、経済情勢に注意を払い景気後退・金融危機的な状況になりそうならすかさず売却というスタンスが無難だと思います。

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    2014.03.27 Thu l 投信・ETF l コメント (4) トラックバック (0) l top
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