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ユーロドル
SBIFXトレードより)

ユーロが底堅い展開が続いてきました。チャートはユーロドルです。ユーロの実効為替レートは、2012年7月をボトムとして上昇しており、1994年以降の平均+1σを突破しました。

背景にはアセット・アロケーションにおけるユーロ資産のアンダーウエイトの解消、ユーロ圏の金融機関による資金還流、ECBのバランスシート縮小、経常収支の改善などのテーマがあり、長期的な要素としてはインフレ率の低下があります。

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ユーロ堅調の要因

世界中の多くの投資主体は、2010~2012年の欧州炎上によって、ユーロ資産を本来持つはずの割合よりも、アンダーウェイトにしていました。

しかし、ECBのOMT発動と「Believe me」によってユーロは反発し、ユーロ資産をアンダーウエイトにした投資家はアンダー・パフォーマンスに苦しみ、時の経過とともに買い戻しが入り続けたと思われます。

また、ユーロ圏の金融機関は経営健全化を迫られて、海外資産を整理してユーロ圏へ資金還流しました。ECBによる銀行の資産の質の審査(AQR)が控えているので、ユーロ圏の銀行が自己資本を充実させる手段として、海外の資産を国内に還流させました。

ユーロ高の「わかりやすいネタ」となっているのが、日米欧のバランスシート格差です。ECBの資産規模が縮小しているのに対して、日銀は爆増中でFRBも依然として拡大中です。

ドイツのみならず、南欧も、あのギリシャも経常黒字化しており、ユーロ圏の経常黒字の拡大が続いています。ユーロ圏の経常収支は米国を圧倒しており、日本も上回っています。


ユーロ高はそろそろストップか

しかしながら、個人的にはユーロの中期的上昇はそろそろストップし、ドルに比べると軟化すると思います。

米国では既にテーパリングが着々と進行しており、3会合連続で月額100億ドルずつ購入額が縮小されています。これまでFRBとECBの資産規模格差は拡大し続けていましたが、この調子で進むとこの要因は徐々に消滅します。バランスシート格差をネタにしたユーロ・ロングは徐々になくなっていくでしょう。

また、米国の金利が徐々に上昇していけば、欧米の金利差に注目したドル・ロングが入り、ユーロドルは徐々にドル高傾向になるような気もします。

ユーロが作られた1999年1月を基準にしたユーロドルの購買力平価は、1ユーロ1.20ドル強であり、現在の1.38ドルは長期的スパンでは為替レートに影響が強い購買力平価からすると、まだかなりユーロ高であり、長期的には平均回帰が期待できます。

以上を総合考慮すると、ECBの新たな金融緩和発動がなかったとしても、ユーロドルは徐々にドル高方面に進むような気がします。

今から外貨・外債をロングするのであれば、ユーロではなくドルで良いのではないかと考えます。

なお、ユーロ円については、目先はウクライナ問題やリスクオフで円高になる局面があるかもしれません。また、ユーロ円の購買力平価もだいぶ円安水準であり、訂正が入る可能性はあります。

しかし、日欧インフレ率格差の逆転、日本の貿易赤字の着実な進行によって、これまでの「基本は円高」という基調は消滅しつつあります。日本との違いを強調するドラギの力説も、苦しさが増幅する一途を辿っています。

当面はドルでOKだと思いますが、ユーロが軟調になって購買力平価でお値頃感が出てくる際にはユーロ円ロングの好機が訪れるでしょう。その際はこのブログにもアップします。

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    2014.04.16 Wed l 為替・外債・FX l コメント (0) トラックバック (0) l top
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