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先日10月に買ったことをお知らせしたチムニー(3178)に対して、やまや(9994)がTOBを行うことが発表されました。株主は売るかどうか悩みどころであり、ノン・ホルダーは今から参戦するか否か悩むところです。TOB投資についておさらいします。

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TOB投資

TOB投資とは、TOBを利用して収益を上げる投資法です。直近ではアコーディア・ゴルフ(TOB失敗)やメガネトップ・パルコ(TOB成功)などがありました。私はこれらに参戦しました。

TOBには、友好的TOBと敵対的TOBがあります。友好的TOBとは、買収される企業の経営陣が賛成している場合です。敵対的TOBは反対している場合です。今回は友好的TOBです。

TOB投資において最も重要なポイントは、買付予定株式数数の下限と上限です。下限・上限あり、下限あり・上限なし、下限なし・上限あり、下限なし・上限なしの4パターンがあります。

チムニーへのTOBは、買付予定の下限・上限あり

TOBへの応募株式数が買付予定数の下限に満たない場合は、応募株式の全部の買付けを行わず、上限を超える場合は、その超える部分の全部又は一部の買付けは行わないことになります。

今回のチムニーがこのタイプです。買付予定数の上限及び下限は9,500,000株であり、これを下回ったら、やまやは一切買わないことになります。上回った場合は、超える部分の全部又は一部の買付けは行いません。

上限ありのタイプの特徴

上限がある場合、買付価格へあまりサヤ寄せしない傾向があります。TOB発表後に買ってTOBに参加しても、自分の持ち株が按分比例から漏れて、TOB後に株価が下落するリスクがあるからです。

このタイプの株のノン・ホルダーだった場合、ジワジワ上昇すると判断した場合は、タイミングを測ってロングして、適宜利益確定する方針で臨んでいます。発表後は乱高下することも多いので、注意が必要ですね。

下限ありのタイプの特徴

下限がある場合、応募株式が下限に届かず、TOBが不成立になって株価が急落するリスクがあります。

買収される企業の大株主がTOBに賛成して参加を表明していて、下限と大株主の保有数の差が低い場合は、下限に届く可能性が高いので、このリスクは小さいです。

上限も下限もないタイプの特徴

全く条件をつけずに応募株式はすべて買い取るため、TOB価格より低い株価で買えた場合は利益を上げられる可能性が極めて高いタイプです。成立の可能性は高いため、速攻で買付価格に貼りつくパターンが多いです。

対抗TOBが出てTOBが失敗する可能性はありますが、その場合は更に株価の上昇が期待できます。

敵対的TOBの特徴

TOBされた側の企業が買収対抗策を講じたり、大株主が賛同しないことも多いため、不成立のリスクが高いです。TOB発表で一時的に上昇した株価が下落することもあります。

ではスルーがいいかというと、買収対抗策や株主還元の強化などが評価されたり、ホワイトナイト出現への思惑で需給が締まったり、実際にホワイトナイトが登場してより高い価格でTOBしたりして、株価が上昇することもあります。

実際、アコーディア・ゴルフは敵対的TOBで最終的にTOB不成立でしたが、株価は上昇しました。私も発表後にロングして利益を出せました。

状況の推移で株価が大きく動くこともあるので、難易度は高めです。


今回のチムニーにどう臨むか

今回のTOBは、買付け期間は11月8日(金)~12月5日(木)までの予定です。20営業日です。概ねTOBは20~60営業日程度です。たまに延長されることもあります。

今回の買付価格は、1株1,510円(7日終値に対してプレミアム39.81%)です。

下限はありますが、今回は大株主のカーライルと公開買付者のやまやの間で、カーライルが9,365,200株すべてを応募する合意をしているので、カーライルが翻意しない限りは下限(9,500,000株)に届く可能性が極めて高いです。

成り行きからは、今回は不成立による株価下落リスクは考慮しなくてOKでしょう。

上限を突破する可能性は高いため、按分比例から漏れるリスクがあります。しばらくは1,510円に貼り付くことはないでしょう。

今回のTOBは上場が維持されます。魅力的な株主優待があり、東証一部への昇格を検討中という記述もあります。一部に昇格した場合は、インデックス買いとその思惑で株価が上昇することが多いです。

SBI証券のPTSではストップ高の1,380円になっています。株価1,380円だと、PBR2.40倍、予想PER18.04倍、予想配当利回り1.45%(配当性向26%)です。自己資本比率37.1%、C/Fマージン(営業CF÷売上高)11.0%です。

日本の飲食業としては営業キャッシュをしっかりと出している点は魅力的ですが、株価1,510円だと指標面での割安性は消えます。

以上を総合考慮して、保有している1000株のうち500株は1,350~1,500円程度で売ります。残る500株は東証一部上場期待、15,000円相当の食事券×年2回の株主優待から、ホールドしようと思います。

もし一時的に1200円台前半まで下落することがあれば、押し目買いを検討しようと思います。

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    2013.11.08 Fri l 資産運用の考え方 l コメント (2) トラックバック (0) l top
    コメント
    No title
    チムニー、
    保有されていたんですね。
    素晴らしい。
    Very! (* ̄▽ ̄)db( ̄▽ ̄*) Good!!
    (* ̄∇ ̄)/゚・:* 【祝】 *:・゚\( ̄∇ ̄*)
    。( ̄∇ ̄*)o グッド!! d(* ̄∇ ̄)。

    私は保有株がTOBされたことがない。
    それどころか、
    自社株買いされたことすら記憶に無いです。
    銘柄選択眼がおかしい。
    p(´⌒`。q) グスン

    2013.11.08 Fri l mushoku2006. URL l 編集
    Re: No title
    ありがとうございます!(^^)
    たまたまのラッキーでした。

    カーライルなどが大株主の企業は、exitでTOBが選択される可能性がありますね。
    今後はこれを頭の片隅に入れておこうと思いました!
    2013.11.09 Sat l まつのすけ. URL l 編集
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