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株価の割安性を判断する指標の一つに「ROE」がありますね。ROEが重要である旨が度々新聞・雑誌などの記事にも出ます。ROEは日本語にすると自己資本利益率(株主資本利益率)であり、とある企業が株主の投資額に対してどれほど効率的に利益を得たかを示す指標です。ROEは単純に高ければ良い訳ではありません。

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ROE=売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ比率

「ROE=当期純利益 ÷ 自己資本」であり、日本企業は欧米に比べて低ROEの傾向があります。それは売上高利益率が低いことが主因です。業界再編が遅れており、国内でプレーヤーが多いこと等が理由として挙げられています。

となると単純にROEが高ければ高いほどに良いと判断しがちですが、そう単純には言えませんね。ROEを分解すると、「ROE=売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ比率」です。

  • ※売上高純利益率=純利益÷売上高
  • ※総資産回転率=売上高÷総資産
  • ※財務レバレッジ比率=総資産÷自己資本

売上高総利益率は、売上から利益を作る力を示します。総資産回転率は、売上高が資産の何倍あるかであり、資産を有効活用しているかの資産効率を示します。財務レバレッジ比率は、自己資本に対してどれ程の借り入れをしているのかを示す指標です。

つまり、ROEが高い企業というのは、利益率が高いか、資産効率が良いか、借入額が多いかのいずれかです。

利益率や資産効率が良くて高ROEの企業は優良ですが、ただ単に借入額が多くてROEが高くなっている企業は要注意です。

ROE=PBR÷PER(PBR=PER×ROE)

また、ROEはBPS÷EPSであり、これを変形すると「PBR=PER×ROE」となります。この式は単純ですが、深いですね。例えばPER15倍・ROE3%だと、PBR0.45倍、PER15倍・ROE20%だと、PBR3倍です。

理想的には、PBR・PERが低くてROEが高く、かつROEの中身が低財務レバレッジ・高利益率・良資産効率だとベストですが、そういう企業は多くありませんね。中小小型株はそういう銘柄を探すのが面白いです。

もちろん、個別株式投資においては、数字・指標に出てこない部分の評価が最も重要ですね。

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    2013.09.02 Mon l 資産運用の考え方 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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