TOP > ARCHIVE - 2011年06月

■みずほFG、東京電力の株主総会が大荒れとなったようです。

みずほのシステムトラブルについては、「逆・非の打ち所がない」であり、非の打ち所がありすぎました。

しかし、リテール銀行の分野は原則として自由競争となっており、銀行はみずほ以外にも多数存在します。メガバンクも、他に三菱東京UFJと三井住友があります。

「みずほ以外に選択肢はない」という訳ではなく、みずほがダメだと思えば、ほかの銀行を利用すれば事足ります。

より性質が悪いのは、東京電力やJR東日本などの規制に保護された実質独占企業のトラブルでしょう。利用者に他に選択肢がなく、その企業を利用するしかないからです。

※電車については、複数の路線を利用できる場合もありますが、その電車を利用する以外の選択肢はない場合も多いと思われます。

東電のように独占的保護を受けている企業が、"顧客第一”という意識でサービスを提供してくれればよいのですが、現実はそうではなく、その真逆の状況です。

2011.06.29 Wed l 経済・社会・金融動向 l コメント (2) トラックバック (0) l top

■ABF汎アジア債券インデックスファンドを売却し、CMAM外国株式インデックスとeMAXIS新興国株式インデックスファンドを購入しました。外債の割合は約5%まで低下し、外株は約30%まで上昇しました。

東日本大震災に伴う混乱、ユーロのPIGS国債のデフォルト懸念、原油価格高騰による実質所得低下に伴う個人消費の落ち込み、新興国のインフレ率高騰&金融引き締め、在庫が積みあがった後の在庫調整などにより、世界的に景気が減速しており、株価も下落しました。

ピークから直近のボトムまでは、先進国株式(円ベース)は約11%、新興国株式(円ベース)は約14%下落しました。

ただし、東日本大震災に伴う混乱は下半期には解消に向かい、ユーロ問題はおそらくは先送りには成功し、当面は落ち着き、原油価格もWTIが90ドル近辺に下落するなど、落ち着きつつあります。

メインシナリオとしては、2004・2006・2010年のように、踊り場を経て再度上昇するような気がしています。09年3月からのサイクルのピークはもう少し先であると考えています。

ただし、サブシナリオとしては、11年4月でピークアウトし、今後は世界経済が失速するリスクも無視できなかったため、ニューマネーの投入は避け、今回は債券売却&株式購入のリバランスを行いました。

以下のグラフは、青が売却した債券ETFであり、赤が先進国株式ETF、緑が新興国株式ETF、黒がTOPIXです。今回は、青を売却し、赤と緑に乗り換えました。

The Goal

結果的には、高値近辺で売却し、その一部を買い戻すことになりました。

<先進国株式(円ベース)>

The Goal

<新興国株式(円ベース)>

The Goal

私はいつも買いが早いので、今回も、今から1~2ヶ月間は調整が続くかもしれませんw

2011.06.25 Sat l マーケット雑感・運用状況 l コメント (1) トラックバック (0) l top

■結婚サイト(ほとんどの人が知ってる有名企業グループ傘下)を運営している友人から、「結婚サイトを使ってみて、感想や改善点とか教えて。謝礼あげるから」と頼まれて、しばらくの間使ってみました。

利用したサイトは、身分証明書、収入証明書、卒業証明書、顔写真などを提出する“超硬派”のサイトでした。びっくりしたのは、女性の方から頻繁にアプローチがあったことです。

以前に、結婚サイトの人数は女性の方が多くて、積極的という話を聞いたことがありますが、それは本当なのかもと思いました。

これと対照的なのは出会い系サイトであり、男が圧倒的多数でしょう。女性からのアプローチというのは皆無だと思われます。 男女のニーズの違いが、結婚サイトと出会いサイトの需給バランスに如実に現れていて面白いと思いました。

2011.06.20 Mon l ブログ l コメント (3) トラックバック (0) l top
■「高い長財布を買うと、収入が財布の200倍に上がる」旨の内容の本を見かけました。

「年収が高い人は、高い長財布を持っている傾向がある。年収は財布の価格の200倍前後の範囲に収まる」という内容であり、「年収1000万円を目指すなら、5万円の長財布を買いなさい!」というキャッチフレーズでした。

また、その本の著者が登場した雑誌では、「財布の200倍が現在の年収より大きい人は、これから収入が増えていく。小さい人は、これから収入が落ちていく。現在の年収が300万でも、10万円の財布を使っている人は、間違いなく年収2000万の方向に進んでいく」旨の記述がありました。

「高い財布を持っている人は、『この財布にふさわしい金額が入ってくるはずだ』と予感しているのであり、お金はそうした確信を持った人のことが大好きなのだ」ですかそうですか。

「1万円札を奥にして5000円、1000円の順番で頭を下向きに入れる」、「常に7万7千円入れている」そうです・・・。スピリチュアルですね。。

2011.06.15 Wed l 家計・公的年金・社会保険 l コメント (11) トラックバック (0) l top

■豪ドル/円、ユーロ/円、NZドル/円のロングポジションを解消しました。外債・FX・外貨MMFの保有比率は約9%まで低下し、円債・キャッシュは約56%となりました。

いずれも購買力平価や、過去の実質為替レート平均からは割高圏にあり、利益確定しておこうと思いました。

NZドルは、それらから10~20%程度離れたゾーンに位置しており、景気の楽観視や将来の利上げ示唆や、中国のNZ債購入などからか、上昇がありましたので、ここらで利益確定しようと思いました。今後は55円割れがあったら、再参入を検討します。

■ユーロ円の購買力平価は、1999年基準で、企業物価は約97円、輸出物価は約88円です。

The Goal

公益財団法人 国際通貨研究所 から引用

2011.06.12 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (3) トラックバック (0) l top

■ホリエモンがいよいよ収監されるようです。このニュースを見て、孫正義氏とホリエモンについて、デジャヴュしました。

孫正義氏は、反原発・自然エネルギー推進の立場を明白にし、私財で財団を設立するとも報道され、既存の原子力行政に対する批判を繰り返しています。

また、ソフトバンクの定款を変更し、「自然エネルギー等による発電事業およびその管理・運営ならびに電気の供給、販売等に関する業務」を追加することを株主総会にかける方針のようです。

これらの行動には賛否両論が出ています。百億円の寄付を行うと発表したこともあり、好意的な意見も多いですが、アンチも多いです。賛否両論の強さは、ホリエモンを彷彿とさせます。

また、既得権者や行政組織からすると、既得権と秩序を乱す“許されざる者”であり、両目の上に特大サイズのたんこぶのようなものかと思います。ここらへんもホリエモンに似ています。

ホリエモンとライブドアがフジテレビ買収を仕掛けたのは2005年3月でした。それから10ヶ月後に逮捕され、他の類似事件と比べると、異様なまでの量刑(執行猶予なし)になりました。

ホリエモンに続いて、孫正義氏も検察に狙われるような妄想が浮かびました・・・、もしそうなったら、空気を読むことの重要性が、日本社会でより一層上昇することになりそうですね。。それがよいことかどうかは・・・。

2011.06.08 Wed l ブログ l コメント (1) トラックバック (0) l top

■定点データ

日付日経225PBR予想PER国債
03/4/287,6081.29109.090.61%
07/7/2918,2622.0719.531.95%
09/3/107,0210.8168.081.30%
11/6/39,4921.0614.271.13%

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
816.571.0114.552.08%11.62 0.63

現在、米国10年債利回りと、日本国債10年利回りの差は、1.865%です。この日米長期金利ギャップの過去平均は、大雑把には2%が-1σ、4%が+1σです。-1σを下抜けてきました。

解釈は三つ。

(1)日本の金利が高すぎる。

(2)米国の金利が低すぎる。

(3)ニューノーマル(米国の経済状況がそれだけ悪い)

今は(3)って雰囲気ですかね。

ちなみに日米長期金利ギャップの過去推移は、2010年4月上旬の2.58%をピークに下落し、10年10月中旬には1.54%まで低下しました。

それ以降は上昇に転じ、11年2月中旬に2.3%まで上昇しました。しかし、そこでピークアウトし、それ以降は下落を続けています。

日米長期金利ギャップと、日本の株価は、概ね連動しているように見受けられます。

その理由は、以下のような解釈が当てはまるか。

日本経済は内需が弱く、外需依存型だと言われています。日本の輸出は、かつては耐久消費財が中心でしたが、現在は資本財と生産財が、中心になっています。

すなわち、ここ10~20年ほどで、日本の輸出相手の中心が、耐久消費財を必要とする一般家庭から、資本財や生産財を必要とする企業へとシフトしました。

一般家庭になく、企業にあるものは、在庫サイクルです。したがって、日本の輸出相手国の在庫サイクルが、直接的に日本の輸出に影響を与えるようになりました。

企業は景気がいいときは需要以上に増産(在庫積み増し)を行い、景気が悪いときは需要以上に減産(在庫削減)しがちであり、振れ幅が大きくなりがちです。

そのため、企業の生産活動に必要な財(日本の主要な輸出品)も振れ易くなり、日本の輸出のβ値が高くなり、日本株全体としては、世界景気敏感株に位置づけられています。

したがって、世界経済の中心である米国経済の状況を色濃く反映する米国の長期金利と、日本の株価の連動性が高いという解釈が可能です。

リーマンショック後、日本経済は、金融危機の震源地でないにもかかわらず、他の先進国よりも大幅に落ち込み、日本株も大幅に下落しました。日本経済のβ値の高さが現れた事例でしょう。

今後、在庫削減の動きが世界的に出れば、日本株に悪影響であり、逆に在庫積み増しの動きが出れば、日本株にプラスでしょう。

ただし、大震災の影響の長期化については、もちろん懸念も残ります。

2011.06.05 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (9) トラックバック (0) l top