TOP > ARCHIVE - 2011年03月

■東京電力の行く末が色々と議論されています。民事再生法等による倒産(100%減資)を行って国有化、被害者への政府保証を前提に他社や新設会社に事業譲渡などの話も出ています。

東京電力の社債や株式をたっぷりとポートに組み入れていた生保や銀行、年金基金や東京都は、切ない状況かもしれませんね(*´д`*)ハァハァ

余談ですが、東京都は東京電力株を4,267万株も持っており、第5位の大株主です・・・オイオイ

平均取得価格はどれくらいなんでしょうか・・・。本日時点では、3/10時点から比べると、約724億近くマイナスです・・・。新銀行東京の累積損失より大きいです。

東電のセキュリティ対策の甘さ、リスクマネジメントの拙さによって、東北・関東がこれだけ大混乱に陥り、かつ都民の財産も吹き飛びました。東電のリスクマネジメントの拙さは万死に値しますね。

JALのように、社員全員のボーナスカットや、OBの予定利率がクソ高い年金は、カット必至でしょう。JALは早々とボーナスを復活させたようですが・・・orz

東電の現場社員が英雄のように言及されることもありますが、現場にいる人の多くは下請け会社の人であり、東電の社員はあまりいないとも噂されています。

メディアでは、「東京電力および協力会社」などと表現されています。

日本の大手システム会社にシステム構築を依頼しても、実際にプログラミングしている人は、中国のオフショアだったりするのと同じですね。

長くなってしまいそうなので、余談はここで終えます。近年は、ほとんどの電力会社が個人向け社債を発行していましたが、東京電力と中部電力の2つだけは起債していませんでした。

したがって、個人は東電社債のデフォルト懸念はありませんが、社債投資の難しさを改めて実感します。個人向け社債の起債はしばらく下火になるかもしれませんね。起債を予定していたANAも延期しました。

2011.03.30 Wed l 資産運用の考え方 l コメント (3) トラックバック (0) l top

みずほで大規模なシステムトラブルが発生し、阿鼻叫喚の状況となっています。大震災で影が薄くなっているのがせめてもの救いですが、システム責任者は針のむしろでしょう。

みずほFGは発足以来バタバタが続いています。

合併はシステムトラブルから始まり、金融庁から業務改善命令が出され、早々に「預金者の約1割が口座解約などの行動をとった」とも報道されました。

サブプライムショックにおいては膨大な損失を出し、「あの程度の証券会社しか抱えていないのに、なぜあそこまで損失を出せるのか」、「損失だけはグローバル・クラス」と囁かれました。

また、旧三行のドンが権勢を振るい、ガバナンスの不在が指摘されていました。特に某氏は度重なるスキャンダルにもかかわらず、ベルルスコーニ伊首相ばりの粘り腰を発揮し、「フェニックス」と揶揄されていました。

2011.03.28 Mon l 経済・社会・金融動向 l コメント (0) トラックバック (0) l top

iPad1 wi-fi 16GBを購入しました。これ以上ない程、「今更ですかそうですか」ですよね。

購入動機は以下2点です。

(1)10~15分程度の空き時間に大き目の画面で手軽にネットサーフィンをしたかった。

(2)雑誌や新聞や本で保存しておきたい記述箇所をデジカメ撮影して保存しているのですが、それをタッチパネル・タブレット端末で見たかった。

購入対象の絞込みに際して、家電量販店に行き、いろんな端末をいじりました。Androidは機能はiPadを上回っているのかもしれませんが、やはり操作感はiPadが断トツでよく、他の端末はパスとなりました。

iPadやiPhone、iPod touchの操作感は、例えるなら人間の赤ちゃんの肌や、幼いアザラシのキュートさのようなレベルであり、一度それに慣れてしまうと他は厳しい状況でした。

The Goal The Goal

2011.03.26 Sat l ブログ l コメント (0) トラックバック (0) l top

大震災が発生しましたので、ポートフォリオの状況を確認し、今後の計画を立てています。個人的な今後の見通しについてまとめました。

■日本株式

日経平均は現在9206.74であり、PBR(前期比)1.09、予想PER13.96、予想配当利回り1.95%であり、これは文句がない水準。

「PER=現在の予想利益×投資家の将来的な見通しに対する評価」であり、今後、予想利益は大地震の影響によって下方修正される可能性が高いように思われます。

3月決算があるため、3月末時点の株価は、多くの企業にとって12ヶ月の中で最も重要となります。依然として銀行・保険会社は多額の株式を保有しており、一般事業会社も株式を保有している企業は多い。

政府・日銀としても、3月中の株価の底割れは何としても防ぎたいので、日銀のETF買取や公的年金のリバランス買いなどで、相場を下支えすると考えられ、原発問題の深刻化がなければ、3月いっぱいは堅調な推移が見込まれる気がします。

仮に大震災前の直近のピーク(10,891)近辺まで株価が回復することがあれば、上値は重くなり、諸外国をアウトパフォームするのは難しい気がします。

今のリバウンド局面は、仮に資産配分を変更するのであれば、いい機会と捉えます。

4月以降~秋口にかけては、業績の下方修正などが出てきると思われ、軟調な展開もある気がします。逆に新たな材料なしに株価がだらだらと下がり、PBR1倍(約8500)を割ることがあれば、いい投資機会になるかもしれません。

2011.03.22 Tue l マーケット雑感・運用状況 l コメント (5) トラックバック (0) l top

■SBIホールディングスが、ファンド型のソーシャルレンディングをスタートするそうです。

この金融商品は、SBIソーシャルレンディング社が組成する匿名組合に投資(1万円単位)し、匿名組合が、お金を借りたい人にフリーローンや借り換えローンを提供し、そこからの手数料控除後の収益を、投資家に分配するという商品です。

当初に設定されるファンドは、「SBISL借換ローンファンド3年」「SBISLフリーローンファンド3年」「SBISLフリーローンファンド2年」の3つのようです。

https://www.sbi-sociallendingsupport.co.jp/fund.html

この手の匿名組合商品は、これまでmaneoやAQUSHが提供していました。

匿名組合とは、一般的には、当事者の一方(投資家)が営業者(金融商品販売会社)の営業のために出資を行い、その営業より生じる利益の分配を受けることを約束する契約形態のことです。

匿名組合の営業者は、
匿名組合員(投資家)から集めた財産を運用して利益をあげ、その利益を分配します。

ソーシャルレンディングは、「オーダーメイド型」と「ファンド型」の2つに分かれています。

maneoは「オーダーメイド型」であり、借りたい人の信用力を表すスコアや借り入れ動機などの作文、補足資料などを見て、投資家が直接貸す人を選ぶタイプの商品です。

AQUSHは、SBIと同じ「ファンド型」であり、投資家が直接貸す人を選ぶわけではなく、実際の貸付の是非・設定金利などの判断は匿名組合が行うことになります。

ファンド型は直接貸す人を選べませんが、多くの借り手に小口分散化して投資することになるので、信用リスクの集中を回避でき、仮に一部で貸し倒れが発生しても、トータルでは利回りを確保できる可能性がある点がメリットです。

2011.03.19 Sat l 定期預金・その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top

■計画停電地域にいた友人から写メを受け取りました。大きい道路に街灯が少しともっているだけで、信号も消えていたそうです。裏通りは真っ暗だったそうです。

The Goal The Goal The Goal

ただし、身の危険を感じることは全くなかったそうです。既に「外国から賞賛の声が相次いでいる」と数多く報道 されていますが、治安の良さは本当に素晴らしいですね。

1990年代、セルビア(旧ユーゴ)出身のストイコビッチがヨーロッパの一流クラブからの複数のオファーを蹴って、Jリーグでプレーしていました。

雑誌のインタビュー記事で、「それはなんでですか?」と言う質問に対して、「日本の人々に良くしてもらったというのはあるけど、一番は治安の良さだね。こう言うと、『はあ・・・そうなんですか』のような反応が返ってくることが多いんだけど、無理はないかもね。治安の良さというのは、なくならないと有難さがわからないかもしれない」旨答えていたのをふと思い出しました。

2011.03.16 Wed l ブログ l コメント (3) トラックバック (0) l top

■東北地方で大地震が発生しました。被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。私は無事だったため救援・復興活動のための募金をしたいと思います。

東京も震度6前後の大きな揺れが生じて交通網がマヒしたため、昨日は友人と都内のお店で夜を明かしました。久しぶりの徹夜でした。夜が明けて外に出たらタクシーがつかまったので、タクシーで帰宅しました。

私は昨年11月に「大地震が起こった場合の経済シナリオ 」というエントリーを書いていました。

日本政府の地震調査研究推進本部 が発表している、今後30年以内に大地震が起こる確率の2010年版によると、「今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率」は、仙台ではわずか4%でした。

地震発生の可能性が非常に低い地域でもこのような地震が発生してしまいました。ファットテール・リスクないしブラックスワン・リスクの怖さを実感しました。

ちなみに埼玉は約22%、千葉は約65%、東京は約20%、横浜は約67%です。首都圏直下型の地震の可能性も否定はできないでしょう。

やはり首都圏で不動産を購入する場合は、地震保険もしくは自然災害共済の加入による地震リスクヘッジは重要だと改めて思いました。私は木造一戸建てなので、耐震性が完璧なマンションよりは耐久性が弱いと思いますので、特に必要性が高い。既に加入済みですが、今後もずっと加入します。

また、分散投資の重要性も再認識しました。日本株100%だと、こういう災害があるとダメージが大きくなりがちでしょう。首都圏直下型地震になった場合は暴落の可能性もあるので、国際分散投資は重要。

世界各国から復旧支援の申し出が届いているそうで、嬉しいですね。また、サッカー選手や欧州のサッカークラブからもサポートの声明が出ているようです。

ベッカムやカカらが声明「大好きな日本の人々の無事を心から祈る」

親日家のデル・ピエロ「日本国民の皆さんに心からエールを送ります」

インテルとミランが日本の地震被災者へのサポートを宣言

リヴァプールが声明を発表「ご無事を祈っています。皆さんはひとりじゃない」

2011.03.12 Sat l 資産運用の考え方 l コメント (2) トラックバック (0) l top