TOP > ARCHIVE - 2011年01月

新年明けましておめでとうございます。昨年はアクセスありがとうございました。皆様のアクセスのおかげでブログを続けられています。今年もできる限り更新したいと思っていますので、よろしくお願い致します。

前回 のまとめです。

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・今後の日本株についてのスタンスは、「新たな悪材料が出なければ、当面はホールド継続、PBR1倍接近で押し目買い検討」

・日本株は世界経済の変化・海外投資家の動向にセンシティブであり、グローバルな視点が重要

・日本株は米国10年債利回りと連動性が高いが、米国経済は緩やかに回復し、2012年以降の利上げが視野に入ってくるのではないかと思われる。

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■日本国内の経済は、踊り場的な状況であり、2009年の急回復局面が終わり、足踏み状況となっています。重要な経済統計も、それを裏付けており、ここ数ヶ月は軟調な傾向となっています。

The Goal

  <鉱工業生産指数>

The Goal

The Goal

日本経済の牽引である輸出も、ここ最近減少傾向となっており、2月くらいまでは輸出や生産が悪化傾向となるというエコノミストの意見もありました。来年春までは、景気判断は踊り場か2番底入りかで揺れる展開か。

設備投資も軟調です。直近の短観では、2010年度の設備投資計画は、全規模合計・全産業では、前年度比0.4%増と前回調査から上方修正されましたが、生産・営業用設備判断DIの変化幅(「過剰」-「不足」)は、前回調査とほぼ変わりませんでした。

全体的に見ると、企業業績はここにきて好転してきており、フリーキャッシュも潤沢である傾向ですが、欧米や日本経済の景気後退懸念、先行きへの不透明感から設備投資に積極的になれない状況でしょうか。

法人企業統計においては、設備投資は減価償却費を大きく下回る水準での推移が続いているようです。つまり、純投資がマイナスということですが、これは02~03年の一時期を除くと、過去数十年間ほとんどなかったことであり、企業が設備ストックを絞っていることがわかります。

ただ、世界経済の緩やかな回復基調を受け、設備投資は小幅な増加が見込まれるという意見もあります。

このように国内には踊り場的な状況もありますが、企業業績は堅調な回復が見込まれています。2010年度の日経平均の予想PER(日経)は15.92、予想EPSは642.52であり、V字回復となりました。

来年度のQuickコンセンサスは、EPS約760となっており、次年度も増益が見込まれています。

今のところは堅調な企業業績、好調な新興国経済、緩やかな回復が見込まれる米国経済への楽観論と、不透明感への悲観論の狭間で、株価も揺れ動いていく展開でしょうか。

2011.01.01 Sat l 資産運用の考え方 l コメント (2) トラックバック (0) l top