TOP > ARCHIVE - 2010年10月

■日米の追加緩和という大きなイベントがありましたので、数回に渡り、現在の考えをまとめました。まとめると、一部の先進国で未曾有の金融緩和が進んでおり、過去の歴史を振り返ると、これだけ金融緩和が進めば、資産バブルの発生も懸念されるところです。

2000年代前半の日本の量的緩和が、「円キャリートレード」という言葉に象徴される円安バブルを生み出したという言説もありますし、ITバブル崩壊後~2003年頃までの米国の金融政策が、サブプライムに象徴される不動産バブルを生み出したと言われています。

現在は、ゴールド、債券、新興国株式・通貨、コモディティなどに資金が流入しているように見受けられますが、債券については、円債はバブル的状況であり、債券マーケットは、期待リターンは限りなく低く、下落リスク・下落余地が高い水準に着々と接近していると思います。欧米はまだ下落余地がありますが、日本国債は、金利低下余地が限りなく低下しています。

ゴールドやコモディティについては、私は適正価値がまるでわからないため、手を出すのは止めておきます。ゴールドは個人的にはかなりきているような気はするのですが、短中期的にはどこまで上昇するかわかりません。

竹中正治さんが、ゴールドについてエントリーをアップしていました。

ゴールドの高騰、これもバブルだね

先進国株式についてはニュートラルであり、不動産株やREIT、新興国株式には強気。新興国株式については、現在はまだバブル的状況ではないと思います。

■具体的な行動としては、現在、既に新興国株式・国内外REITが想定資産配分を上回っているのですが、リバランスはしばらく見送ることにしました。

ただ、流動性相場が加速して、株高・REIT高が行き過ぎたと判断した場合は、一部売却ないしリバランスを行います。

新興国株式、REITについては、機械的リバランス→バイ&ホールドに移行しました。

※機械的リバランスは、市場変動と逆方向に資産配分比率を変化させるため「逆張り」であり、バイ&ホールドは、市場変動と同じ方向に資産配分比率が変化するため「順張り」的な性質があります。

2010.10.29 Fri l 資産運用の考え方 l コメント (3) トラックバック (0) l top

■週末定点データ ・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/3/107,0210.8168.081.30%
2010/10/229,4271.0915.810.89%

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)の終値は 9445 (大証終値比+25)

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
824.881.0415.922.13%11.43 0.70

・米国

 NY Dow30S&P500
終値11,132.561,183.08
予想PER(2010年末)13.3014.02
EPS837.0384.36
10年国債利回り2.56%2.56%
リスクプレミアム5%13,9511,406
リスクプレミアム6%11,9581,205
リスクプレミアム7%10,4631,054

■※前回までのエントリー

金融相場2.0?過剰流動性は何処へ行くか

2010年末~11年にかけて各アセットクラスにどう向き合うか(1)

10年末~11年の見通し(2) 先進国株式・REITについて

今日は新興国株式について述べます。

2010.10.23 Sat l 資産運用の考え方 l コメント (4) トラックバック (0) l top

■週末定点データ ・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/3/107,0210.8168.081.30%
2010/10/159,5001.1015.850.88%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
826.381.0415.942.12%11.50 0.70

・米国

 NY Dow30S&P500
終値11,062.781,176.19
予想PER(2010年末)13.2414.24
EPS835.5682.62
10年国債利回り2.58%2.58%
リスクプレミアム5%13,9261,377
リスクプレミアム6%11,9371,180
リスクプレミアム7%10,4441,033

・為替

ドル円の200日移動平均線(EMA)との乖離率が、過去1年半で下限あたり(-7.9%)まで下落してきました。

円以外の通貨に対してもドルは下落しており、米国の追加金融緩和策を織り込む動きが要因と見て取れるでしょう。

テクニカル的には相当売り込まれており、FOMC開催後に材料出尽くしにより自立反発する可能性もあるかもしれません。「期待で売られ、事実で買われる」可能性です。

※以下チャートは、乖離率は右軸、それ以外は左軸。赤い点線は、200日移動平均との乖離率の標準レンジ

The Goal The Goal

ユーロ円は、200日移動平均との乖離率は-2.7%と急速に戻してきました。豪ドル円は+1.8%と堅調。カナダドル円は-4.9%。

2010.10.18 Mon l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top

前回 は、金融緩和に最もタカ派の日銀が異例の金融緩和に踏み切り、Fedの追加緩和も予測されており、日米欧がかつてない金融緩和に乗り出していることを述べました。

現在の世界経済の状況は、概ね深刻なリセッションからの回復途上にあると思われます。もちろん、国によって濃淡はあり、新興国がいち早く立ち直り、高い成長を続けている状況。

こうした中、日米欧は異例の金融緩和に踏み切っており、過剰流動性が生み出されています。普通であれば、何らかのアセットクラスでバブルが発生する可能性があります。

各国中銀は、何とかしてCPIが緩やかなプラスの健全なマイルド・インフレに持っていこうとしていますが、個人的には何らかの資産インフレが発生する可能性も頭の片隅に入れています。

今のところは、債券、ゴールド、その他コモディティ、新興国株式・通貨といったアセットクラスにマネーが流入しています。

では、各アセットクラスの今後について考えてみたいと思います。

2010.10.14 Thu l マーケット雑感・運用状況 l コメント (2) トラックバック (0) l top

■週末定点データ

・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/3/107,0210.8168.081.30%
2010/10/89,5891.1115.950.86%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
839.441.0516.152.09%11.42 0.72

・米国

 NY Dow30S&P500
終値11,006.481,165.15
予想PER(2010年末)13.1514.03
EPS836.9983.05
10年国債利回り2.40%2.40%
リスクプレミアム5%14,1981,409
リスクプレミアム6%12,1391,204
リスクプレミアム7%10,6021,052

■2010年9月の購入

(1)TOPIX-ETF

(2)CMAM外国株式インデックスe

(3)東証REIT-ETF

(4)住信SBIネット銀行1年定期(0.5%)

(5)新生銀行2週間定期(0.35%)

(1)と(2)は押し目買い的な観点で買いました。

(3)については、9月に2度に渡って東証REIT指数の6%近い分配利回りは割安というエントリを書きました。

私はいわゆる煽る意図でエントリを書くことは100%なく、自分がノーポジションであると仮定した上で、思ったことをそのまま書いています。ただ形式上は結果的に推奨のような形になっているため、責任を持つ(?)意味で買いました。

「もう少し買っておけばよかったなあ」が正直な気持ちです。。ただ、投資においては、「買えばよかった」、「売ればよかった」という気持ちを抑えるのが重要だと思います。

「クリック証券のキャンペーンから戻ってきた資金をどうするか」に悩みました。債券はバブル的状況だと思うため、購入する気になりませんでした。デフレ下の低金利は必ずしも不利ではありませんが、今から長期債を買う気にはなりませんでした。

とりあえず、(4)で1年寝かす分と、(5)の2週間定期でよい案件がでるまでロールオーバーする分に振り分けて、残りはMRFにしました。

2010.10.11 Mon l マーケット雑感・運用状況 l コメント (5) トラックバック (0) l top

10月29日に日興AMが東証に3本のETFを上場することになりました。

上場インデックスファンド米国株式(S&P500) 信託報酬:年0.168%

上場インデックスファンド中国H株(ハンセン中国企業株)

信託報酬:年0.5775%

上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物(インド株式)

信託報酬:年0.5775%

上場コクサイ(1680)や上場エマージング(1681)と同じく、3本ともファンド・オブ・ファンズです。S&P500とインド株式は上場先物、中国H株は実物株式が投資対象です。

税金制度事務処理・コスト・カウンターパーティ・リスク の観点から、先物を対象としたようです。

2010.10.09 Sat l 投信・ETF l コメント (0) トラックバック (0) l top

■週末定点データ

・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/3/107,0210.8168.081.30%
2010/10/19,4041.0915.760.96%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
829.971.0416.052.11%11.33 0.72

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,829.681,146.24
予想PER(2010年末)13.0013.78
EPS833.0583.19
10年国債利回り2.52%2.52%
リスクプレミアム5%14,3261,431
リスクプレミアム6%12,2241,221
リスクプレミアム7%10,6601,064

2010.10.03 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top