TOP > ARCHIVE - 2010年03月

既に多くのブログやtwitterで話題になっていますが、中央三井アセットマネジメントが、eMAXISやSTAMシリーズのような低コストインデックス投信を4月に設定するようです。

 インデックス信託報酬
CMAM日本株式インデックスeTOPIX0.3885%
CMAM外国株式インデックスeMSCI kokusai0.5250%
CMAM日本債券インデックスeNOMURA-BPI総合0.3885%
CMAM外国債券インデックスeシティグループ 世界国債0.5250%

※信託財産留保額は全て0%

信託報酬については、eMAXISでは国内債券ファンドが0.42%、外国債券ファンドが0.63%ですが、個人的には、これでも少し高いように感じます。もちろん、それでも普通の投信よりははるかに低コストで素晴らしいと思います。

ですので、特に債券クラスの投信には、より一層の低コスト化を期待しており、今回のCMAMの国内外の債券ファンドは魅力的です。

ただ、もちろん信託報酬以外のコストやトラッキング・エラーなどの問題も重要になってくるでしょう。まずは第1期の運用報告書を楽しみにしたいと思います。

2010.03.31 Wed l 投信・ETF l コメント (6) トラックバック (0) l top

■ファンダメンタル

<株式> ・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/3/107,0210.8168.081.30%
2010/3/2610,9961.3832.831.39%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
966.721.2933.571.69%11.37 0.83

日経平均の予想配当利回り(1.43%)が、10年国債利回り(1.39%)に接近して来ました。「予想配当利回り>10年国債利回り」が株価の底値圏の特徴の一つですが、底値圏が終わりつつある状況でしょうか。

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,850.361,166.59
予想PER(2010年)13.8415.03
EPS783.9977.61
10年国債利回り3.85%3.85%
リスクプレミアム5%11,7951,168
リスクプレミアム6%10,2521,015
リスクプレミアム7%9,067898

2010年の利益回復を織り込んだ株価水準まで上昇しました。そろそろ上昇が一服するような気がしていますが、底堅い展開となっています。

2010.03.28 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (2) トラックバック (0) l top

■日経トレンディネットに賃貸契約の敷金に関する面白い記事がありました。

賃貸住宅の「敷金」は取り戻せる! 切り札は“敷金診断士”

常識的な貸主も多いでしょうが、中には法外な原状回復費用を請求する業者もいるのが現実でしょう。全国の消費者センターには、1万件以上の敷金に関する相談が寄せられているようです。敷金の返還をめぐっては、国交省や東京都がガイドラインを作成しています。

・国交省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン
概要版

・東京都の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン
リーフレット


国交省のガイドラインでは、敷金から引かれる原状回復について、「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義されています。

すなわち、原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではなく、常識を超える使用や故意・過失・善管注意義務違反による傷・汚れ・故障の修理費用になります。


東京都のガイドラインでは、その具体例が掲載されています。

<貸主負担>
・カギの取替え費用(破損や紛失の場合を除く)
・日光による壁紙や床の変色、フローリングの損耗
・エアコン設置でできた壁の穴
・カーペットに残った家具のあとや凹み
・浴槽や風呂釜の取替え

<入居者負担>
・全く掃除をせずに付着したガスコンロ置き場や換気扇の油汚れ
・程度がひどいタバコのヤニ汚れ
・ペットがつけた傷・汚れ
・入居者の故意・過失による設備の損傷
・キャスター付きのイスでついたフローリングの傷

2010.03.27 Sat l 不動産・REIT l コメント (0) トラックバック (0) l top

■公的年金の資産を運用するGPIFが、2010年度からの5年間のアセットミックスについて、現在の割合を維持する方針を固めたと報じられました。

長妻厚労相が金融市場への配慮から、現在の割合を変更するのに慎重姿勢をとり、現状維持を強く意向したそうです。運用資産が大きいことから、1%の資産配分変更でも巨額の資金が動くため、マーケット・インパクトが大きいのを考慮したのでしょう。

厚労省が示す中期目標に沿って、GPIFは5年間のアセットミックスを盛り込んだ計画を策定する必要があり、現在の期限は今月末でした。

アセットミックス は、国内債券67%、国内株式11%、外国株式9%、外国債券8%、短期資産5%です。

資産配分を据え置いたことについては賛否両論がありました。それは置いておいて、GPIFのアセットミックスを簡単に分析してみたいと思いました。

2010.03.24 Wed l 資産運用の考え方 l コメント (4) トラックバック (0) l top

■ファンダメンタル ・日経平均

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2010/3/1910,8251.3631.821.37%

・TOPIX

TOPIXPBR予想PER配当利回りNT倍率TS倍率
948.931.2632.341.71%11.41 0.82

先週はTOPIXが堅調でした。株価にとって最も重要と思われる利益の観点からは、TOPIXと日経平均はほぼ同じ状況ですが、PBRなどの「アンカー的指標」からはTOPIXに強みがあります。

TOPIXは日経平均に比べるとハイテク製造業の影響が小さく、「利益の回復が遅れている非製造業の利益回復があるかどうか」が今後の日経平均とTOPIXの力学を左右するような気がします。

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,741.981,159.90
予想PER(2010年)13.3214.84
EPS806.7178.16
10年国債利回り3.67%3.67%
リスクプレミアム5%12,4651,208
リスクプレミアム6%10,7961,046
リスクプレミアム7%9,522923

「S&P500が900近辺まで下落すればまとまった金額を買おう」という私の淡い企みは、木っ端微塵に打ち砕かれ、米国株式は堅調な展開となっています。

2010.03.22 Mon l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top

橘玲さんのインタビュー記事がありました。

投資を通じて視野を広げていく

http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/kokoroe/070129_tachibana1/index.html

ネットを使えば海外投資が容易にできる時代になった

http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/kokoroe/070205_tachibana2/index.html

以下は面白かったところの要約です。

※日経BPのサイトから引用

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「リターンを得るためには、リスクを取らなければならない」。この当たり前のことが分かれば、投資行動の9割において、成功はしないにしても大きく失敗することは避けられるでしょう。

リスクにさらしていい金額、というのはしいて言えば、なくなっても諦められる金額、なくなっても挽回できる金額

個別銘柄の財務分析やチャートの解析など、しても報われるとは限らない。そこに費やす時間とお金はコストであり機会損失です。投資以外にやりたいことがあって、「それを犠牲にしたくない」という人は、インデックス・ファンド(日経平均やTOPIXなどの指標の動きに連動するよう運用する投資信託)に投資してあとは放っておく、というのも立派な戦略です。

市場にはさまざまな投資家が参加しています。2005年12月、株の誤発注事件で大もうけしたデイトレーダーが注目を集めました。メディアが彼を成功者として取り上げると、「私にもできるのでは」と勘違いをする人が出てきました。宝くじと同じですね。彼が何百億円もの資産をつくったからといって、誰もが同じことをできるわけではない。

仮に100万円を100億円に増やした人がいれば、彼が得た99億9900万円は誰かの懐から出ていっているわけです。デイトレードなどの短期売買はゼロサム・ゲームです。それを客観的に見る冷静さが重要です。

金融制度や金融市場には、あまり知られていないわずかな歪みがいろいろあります。裏返せば、それらを上手く利用することで儲けることができ、より快適な人生を設計できます。それも合法的に。

一例を紹介しましょう。米国で発行されている割引債を日本の証券会社で購入すると、購入時に18%の税金が源泉徴収されます。しかし、同じ割引債を海外の証券会社で購入すると償還までは無税で所有できます。

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引用終了

2010.03.19 Fri l 資産運用の考え方 l コメント (1) トラックバック (0) l top

終身医療保険の必要性

終身医療保険がメジャーになっており、若年層にもよく売れているようです。

定期保険は終身医療保険に比べて保険料が安価ですが、保障が60歳で切れたり、60歳以降は大幅に保険料が上昇することが一般的かと思います。

終身医療保険は、「60歳で保険料の支払が終了し、生涯の補償が得られる」という点が魅力的なのでしょう。

しかし、終身医療保険には、商品が陳腐化するリスクがあると思います。医療制度は技術の進歩などによって大幅に変わる可能性があるからです。

例えば、30年前の医療技術と現在の医療技術はまるで異なります。現在も、昔に契約した医療保険に基づき、手術給付金を請求したが、「当時の約款では支払対象の手術ではない」として保険金が出ないケースが多いようです。

また、平均入院日数は下落の一途を辿っており、一般病床での入院日数は、1994年の約35日から2005年には約20日まで大幅に短縮しました。医大の教授に聞いた話では、「今後もその傾向が続くだろう」とのことです。

ちなみに海外の平均入院日数は、アメリカは6.7日、ドイツは11.6日に過ぎません。高齢化&国家財政危機の折、医療費の膨張を防ぐために、今後は入院を短縮化する医療技術にインセンティブを持たせる方向になるでしょう。今後は、海外並みに平均入院日数が低下する方向のような気がします。

2010.03.17 Wed l 保険 l コメント (2) トラックバック (0) l top