TOP > ARCHIVE - 2009年11月

■先進国外債のインデックスに連動する「上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI) 」が上場して、早1ヵ月半が経ちました。このETFは多くの方の注目を集めましたね。

多くの金融機関の役職員・評論家・FPは、名目金利の高さや分散投資の効果を説き、10~20%は外債を組み込むアセットアロケーションを提唱している人が多い印象です。

他方、山崎元氏は、コラム で以下のように述べています。

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目下の結論として、個人投資家一般向けのアドバイスとして「外国債券は組み入れなくてもいい」と言っておいてほぼ構わないだろう。外債を組み入れるべきだというFPや証券マンには、他のアセット・クラスも含めてどのようなリスクとリターンを想定してそう言っているのか確認すべきだろう(外債は売り手側の儲けが大きいので)。

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「外国債券への投資はどう考えるか?」という問題について、個人的見解をまとめたいと思います。

■外債へ投資するべきか否かは、①外債投資の期待リターン、②リスク、③他のアセットクラスとの相関性などから決定するのがセオリー。

3つのうち、相関性の予測は極めて難しい(不可能?)なので、過去のデータを用いるしかありません。

また、運用の実務においては、リスクの予想を立てる場合には、過去の平均データが一定程度有用ですが、期待リターンの予想においては、あまり役に立たないというのがセオリーです。

したがって、外債投資の決定の際は、「期待リターンをどのように設定するか」が重要なポイントとなってくるでしょう。以下、それについて検討します。

2009.11.17 Tue l 資産運用の考え方 l コメント (0) トラックバック (0) l top

■ファンダメンタル

<株式>

・日本

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/11/69,7701.2233.841.32%

長期的観点からは割安ゾーンが継続。引き続き、インデックス連動投信・ETFを定期的に購入します。

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,270.471,093.48
予想PER13.2614.57
EPS774.55 75.07
10年国債利回り3.42%3.42%
リスクプレミアム5%10,7281,040
リスクプレミアム6%9,423913
リスクプレミアム7%8,401814

NYダウのファンダメンタル上のレンジ(割安~普通)は、8,401~10,728

S&P500は、814~1,040

予想PERは15倍以下であり、長期金利との関係でも標準的な株価水準。割高感はありません。

<為替>

・購買力平価
 ドル円ユーロ円
消費者物価指数138.58102.88
企業物価108.52103.72
市場相場89.66133.77
輸出物価75.3299.42
購買力平価からは、ドル円は75~108円のスパン。ドル円85円割れで、ドル建てMMFの第2次購入の予定です。
ユーロ円は割高ゾーンが継続。名目120円が、過去のインフレ率換算後の実質相場の平均です。ユーロ円120円割れでユーロ建てMMFを購入予定。
※中長期的な話であり、短期売買とは無関係です。

2009.11.15 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top

■SBIホールディングスが、個人向け社債を発行します。定番商品となってきましたね。資金調達の一環として、個人向け社債で借り替えていく戦略なのかもしれません。

利率は、1.90%

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償還期間:1年

購入単位:10万円以上1万円単位

金利:1.90%

募集期間:2009/11/16(月)9:00~2009/12/1(火)18:00(予定)

格付け:BBB(R&I)

販売会社:SBI証券

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・現在は、1000万円までノーリスクの定期預金(1年もの)の年利は、以下の通りとなっています。

銀行名制約年利
イオン銀行1万以上0.70%
日本振興銀行50万以上1.00%
SBJ銀行100万~300万未満1.20%
  〃300万以上1.40%

ノーリスクの定期預金(1年)に対するリスクプレミアムは、1万~50万だと1.2%、50~100万だと0.9%、100万~300万は0.7%、300万以上だと0.5%。

ただ、日本振興銀行は、旧商工ファンド(SFCG)より多額の貸付債権の二重譲渡を受けていた問題で、信託銀行と訴訟中です。この成り行き次第では、銀行業務を継続できる自己資本比率を割ることや、債務超過に陥ることも考えられます。破綻後は、一定期間引き出せないので、その点は十分に留意した方がいいでしょう。

2009.11.14 Sat l SBI債 l コメント (0) トラックバック (0) l top

「eMAXIS新興国株式」を楽天証券で積立ようかなと少し考えています。楽天証券は、1000円単位で積立て投資ができるので、1万未満の金額を定期的に買いたい場合は、非常に便利ですね。しばらく検討します。

積立てを設定する際には、買付日を決める必要があるようですが、もし実際に申し込む時は「何日にするのがいいのか??」と思ってしまいそうです。

エイヤーで適当に決めるのもありですが、何らかの理由がほしいところでもあります。

ふと「過去の日別騰落率や曜日別騰落率はどうなってるんだろう?」と思い、過去のデータを集計してみました。

iSharesのMSCI EMERGING指数連動ETF(EEM)のデータを用いました(2003/4/15~2009/10月末)。

曜日別の騰落率は、下表の通りとなります。

 前日比騰落率前日比平均始値比騰落率
8.85%0.03%-35.06%
36.72%0.11%-8.95%
47.84%0.14%10.74%
17.83%0.05%0.68%
60.20%0.18%-0.99%
平均34.29%0.10%-6.72%

面白いことに、平均では、始値よりも終値が軟調でした。ETFの売買なら、売却は寄付き時、購入は大引けがいい??

また、1週間の中では、月曜日が最も軟調でした。「月曜日は軟調」というアノマリーの通りの結果でした。次に軟調なのは木曜。最も上昇率が高いのは金曜でした。

単なる偶然に過ぎず、今後もそうなるとは全く限りませんが、積立て日の設定に際しては、以下のようなやり方もあるかもしれません。

①例えば、向こう1年くらいの間に、約定日に月曜日や木曜日が多く含まれる日を設定

②年1回、定期的に再調査し、積立て日を再設定

2009.11.12 Thu l 投信・ETF l コメント (4) トラックバック (1) l top

■2009年10月の購入

①TOPIX連動ETF(1306)

②eMAXIS先進国株式インデックス

今後は、先進国株式、新興国株式、海外REITのインデックス投信は、eMAXISシリーズを購入することにしました。

「10月が下落傾向」というアノマリーに沿い、②は10月末日に購入しました。

■11月の株式市場

11月は、戦後の東証再開以来、上昇が32回、下落が28回。このパフォーマンスは、12ヶ月の中で第8位です。

ここ10年間は、5勝5敗で第7位。

月別の平均騰落率は、下表の通りです。

 日経平均NYダウ平均
騰落率順位騰落率順位
6月0.8%60.4%8
7月0.1%101.5%1
8月1.0%31.1%5
9月-0.8%12-1.4%12
10月-0.1%110.0%9
11月0.7%80.9%6
12月1.0%41.5%2

※情報元:大和総研

2009.11.10 Tue l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top

■ファンダメンタル

<株式>

・日本

日付日経225PBR予想PER国債
2003/4/287,6081.29109.090.61%
2007/7/2918,2622.0719.531.95%
2009/11/69,7891.2233.801.43%

長期的観点からは割安ゾーンが継続。引き続き、インデックス連動投信・ETFを定期的に購入します。

・米国

 NY Dow30S&P500
終値10,023.421,069.30
予想PER12.9513.94
EPS774.01 76.70
10年国債利回り3.50%3.50%
リスクプレミアム5%10,3201,023
リスクプレミアム6%9,106902
リスクプレミアム7%8,147807

NYダウのファンダメンタル上のレンジ(割安~普通)は、8,147~10,320

S&P500は、807~1,023

標準的な株価水準であり、割高感はありません。諸条件が変わらずに投資家が楽観的になり、PER20倍まで上昇するとなると、NYダウは約15,000までの上昇余地があります。

<為替>

・購買力平価
 ドル円ユーロ円
消費者物価指数139.02102.92
企業物価109.68104.35
市場相場89.95133.51
輸出物価76.4998.36
購買力平価からは、ドル円は77~110円のスパン。ドル円85円割れで、ドル建てMMFの第2次購入の予定です。
ユーロ円は割高ゾーンが継続。名目120円が、過去のインフレ率換算後の実質相場の平均です。ユーロ円120円割れでユーロ建てMMFを購入予定。
※中長期的な話であり、短期売買とは無関係です。

2009.11.08 Sun l マーケット雑感・運用状況 l コメント (0) トラックバック (0) l top

■AllAboutに、年代別の平均貯蓄額に関する記事がありました。

みんないくら貯めてる? 平均貯蓄額は?

ネタ元は、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 」(2008年)であり、調査対象は2人以上の家庭だそうです。

以下、AllAbout から引用
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  • 20代 貯蓄がない29.9% 平均値468万円 中央値56万円
  • 30代 貯蓄がない24.9% 平均値382万円 中央値196万円
  • 40代 貯蓄がない23.1% 平均値791万円 中央値360万円
  • 50代 貯蓄がない22.2% 平均値1166万円 中央値500万円
  • 60代 貯蓄がない20.9% 平均値1730万円 中央値850万円
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    「中央値<<平均値」がシュールですね。。。貯蓄がない方も、全世代で20%以上います。

    20~30代はこんなもんかとも考えられるのですが、50~60代の貯金額は、意外と少ないなという印象です。この世代の方はマイホームを購入した人が多いので、貯蓄額が少ないのでしょうか。

    調査対象が8000世帯ですので、実際の日本全体の平均値・中央値とは、ズレがあるのかもしれません。

  • 2009.11.06 Fri l 家計・公的年金・社会保険 l コメント (2) トラックバック (0) l top